エフォートレスな夏のワードローブを謳い、「パウラズイビザ」にラインナップされたのは、クラシカルなパターンを描いたシャツとパンツだ。
リネンブレンドのシアサッカーをリラックフィットでまとめたコンストラクションは文字どおりリラックス感にあふれるが、仕上がってみればシックと形容するのがしっくりくる。
鍵を握るのはなんといってもマイクロチェックだろう。ブラウンをベースとした奥行きを感じさせるそのチェックはそれだけでシックだ。キャンプカラーもいい。シャープなフォルムも胸元の開きを抑えたボタン位置もつい背筋を伸ばしたくなる雰囲気がある。
このセットアップなら、リゾートのパーティはもとより、毎年のように最高気温を更新する東京の街中でも受け入れられるに違いない。
「パウラズイビザ」はイビサ島のファッションシーンを牽引したブティック「パウラズ」にインスパイアされたカプセルコレクションだ。これは今年3月に退任を発表した、〈ロエベ(LOEWE)〉の元クリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソンがその島で過ごした幼少の記憶をデザインに昇華している。
SHORT SLEEVE SHIRT ¥128,700(ESTIMATED PRICE)
DRAWSTRING SHORTS ¥134,200(ESTIMATED PRICE)
Photo_Hiroyuki Takashima
Text_Kei Takegawa