“絵画は写し鏡”とはよく言ったもので、描き手自身の内面やこれまでの人生そのものが絵の具に溶け込み、キャンバスの上で十人十色の輝きを放ちます。
この度ドローイングアーティストのSUGIさんが、個展「心の旅」を開催。およそ1年半ぶりだという今回の個展は、出身地である三重での開催を皮切りに、次いで千葉、東京と、3つの地を2ヶ月ごとにまわるというもの。
過去に自身が感じたあらゆることを「心の旅」という言葉で表した今回の個展は、まさにSUGIさん自身を写していると言ってもいいのかもしれません。
<ステートメント>
心が揺れた時
友と再会した時
落ち込んで、もうダメだと思った時
綺麗な景色を目にした時
自分は愚かで怠け者だと知った時
その人から受ける愛を感じた時
心の旅の記録は始まったばかり、何を書き記すかは自分次第。
楽しみでもあり、不安も結構ある。
絵を描き続ける事によって生まれた気持ちをいつまでも忘れたくなくて続けている様にも思う。
空模様の加減が悪くなる前に、ゆくあてのない旅に出よう。
心の旅。
1箇所目の三重での開催は、「ART SPACE IGA」にて5月24日(土)からスタートです。お近くの方はぜひ足を運んで、SUGIさんの心のなかを覗いてみてください。
三重は遠いな…、という方は千葉、東京開催の続報を待ちましょう!