ここ数年盛り上がりが加速する、群雄割拠のHIP HOPシーン。長いキャリアを誇りながら、そのど真ん中から少し離れるかのように、自分のやり方で活動を続ける本田Q。それは音楽の土壌が根付く京都へ2019年末に拠点を移し、多種多様な音楽に触れたことも理由のひとつです。
本田Q
プロフィール_2004年に今や伝説とも言える降神の1stアルバム『降神』にAQZ名義で参加。その後はこちらも伝説的なHIP HOPグループのWAQWADOMや、3MC＋1DJからなる東横マッシブ、そしてソロとして活動。2023年には日本の古典や寓話を現代的＆HIP HOP的に解釈を試みた6曲入りEP『ぐうのね』を発表した。
そして2011年に発表した1stソロアルバム『くしゃみ』からおよそ13年。2ndソロアルバム『ことほぎ』が、2025年6月1日に配信でリリースされました。
本田Q『ことほぎ』
配信リリース日_2025年6月1日（日）
配信リンク_https://linkco.re/3xx28Hbc
Mastered by KND
Painted by enter(ot29)
Caligraghy Mahiro
Desighned by Toru Kurihara
from SOFTRIBE
Subscription ver.
-トラックリストー
【A面 言祝ぎ】
01_オトノナルホウヘ
Prod. by NaBTok
Mixed by NaBTok
02_ねぇ
Prod. by Shoichi Murakami
Mixed by KND
03_不孤
Feat. fuyuco.
Prod. by Bundead (NaBTok & Livingdead)
Mixed by SINKICHI
04_Stone
Prod. by COBA5000
Mixed by NaBTok
05_A Day
Prod. by alled
Mixed by KND
06_Anniversary
Prod. by NaBTok、猿吉
Mixed by NaBTok
07_他力本願
Feat. RHYDA
Prod. by Eiji Suzuki、SIMIZ、NaBTok
Mixed by KND
08_オトノナルホウヘ (Livingdead mix)
Prod. by Livingdead
Mixed by Livingdead
【B面 呪言】
09_Wa-Yo
Feat. KOKORO STAR
Prod. by COBA5000
Mixed by KND
10_落首
Prod. by 犬猿 (猿吉 & SIMIZ)
Mixed by Livingdead
11_イデオロギスト (Original Ver.)
Prod. by DJ KENSEI
Mixed by KND
12_Enough
Prod. by NaBTok
Mixed by NaBTok
13_Chrono
Prod. by GUINOMI (Livingdead & Earth Palette)
Mixed by Livingdead
14_警句
Prod. by Livingdead、Shoichi Murakami
Mixed by Livingdead
15_賣炭翁
Prod. by ジャッキーゲン
Mixed by SINKICHI
16_南無 (不惑ver.)
Prod. by NaBTok
Mixed by NaBTok
17_Wa-Yo (NaBTok mix)
Feat. KOKORO STAR
Prod. by NaBTok
Mixed by NaBTok
デジタルでのリリースながらA面を『言呪ぎ』、B面を『呪言』と2部構成＆トータル17曲収録の作品は、怪作にして問題作。それは『ことほぎ』に触れた、5人から寄せられたコメントも物語っています。
「この祝福を喝ととるか、この喝を出口までの光ととるか、いずれにしても全て今等しく全員に起こっている目の前の事を、そのままスピットする今作はかなり魂削ったんじゃないかな。これは赤いピルと青いピル両方飲んだ様な現実の中を生きる貴方へのアルバムです。本田Q渾身の魔作。ーOMSB」
オトノナルホウ そこは街の最深部 陰と陽 祝と呪 表裏一体 仲間と共に音と言葉を操り続け13年の時を経て世界を包み込む まさしくこれが 本田Q の音楽。ーJBM
京都にやって来て暫く。鬼才本田Qの感性が冴わたる。才能豊かな仲間たちとの深い繋がりが紡ぐ 心に灯りをともしてくれる タフで繊細 太古と未来 美しくも儚い 名曲目白押しのSci-Fi大絵巻物？？？とにかく大興奮でオ ス ス メ！！！ ーDaichi (Based on Kyoto)
今日のマジョリティは、明日のマイノリティ。民主主義が弱りきったこの時代に、もしあなたが音楽を大切に思うなら——まずはこの曲を、大切な人に送ってほしい。ー中村眞大 (NPO法人School Liberty Network 共同代表)
本田Qの『ことほぎ』は、2025年のニッポンのコンシャス・ラップの重要作だ。ヤツは言いたいことが山ほどあるからラップする。この言葉の量と質に打ちのめされるしかない！ ー二木信
今週末の6月7日（土）には代官山に新しくできた話題の「オード（ORD.）」にて、『ことほぎ』にトラック提供＆プロデュースで参加するLivingdeadとのスペシャルなライブも行います。
ラッパーである本田Qの名前をご存知の方もそうでない方も、『ことほぎ』をチェックして損はさせないことをお約束します。
