Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Going out?
2011.01.21
まぁ大方の予想通りというか改めて言うほどの事ではないのですが、実は自分、フジロックをはじめとする野外フェスというものに行った事がありません。もっとも屋内であっても変わらないのですが、比較的ライブというものが好きではない...というのが本音。
いや、ノリは好きなんですよ。
ただね基本的にアーティストが発表した音源がキッカケで好きになったのに、全く違うアレンジで聞かされたり酷いときはヘタクソだったり、またそれなりのキャパになってくると音質も落ちてくるわけで...そもそも質の悪い音を大音量で聞くのが嫌いな僕としては堪らなくなってしまうのです。
もちろん大好きなアーティストが生で観られたり、その場所や雰囲気を大勢で共有するっていう魅力も充分理解できるんですけれどね...だからかもしれませんが、比較的小さな箱(例えばBillboard東京など)で行われる小規模なライブの方がしっくりくるかなと...何かリビングで観ている感じがいい(笑)。
もしくはたまたま来日しているアーティストにホテルのバーとかいつものレストランとかで遭遇してアガった気分のままその人のCDを聞くとか...逆にこっちの方が個人的には盛り上がるんですけどね!
あのウッドストックが開催されるまでの実話をもとにしたブローバックマウンテンのアン・リー監督最新作という触れ込みですが、そんなこと気にせずに観ても充分に面白い...というか知らなくて大丈夫。
ただ非常に興味深いのはこれって40年前の話なわけで、世界的にフラワームーブメントだったとは言え、物質的にも社会的(屈折した部分も含めて)先行していたアメリカにおいて育った土壌はそれなりに問題は抱えているものの、蒔かれた種は40年の歳月を経て確実に育った事は、いま皆さんが手にしているであろうiPhoneを始めとすとスマートフォンはもちろん、インターネットいった現在に必要不可欠なインフラを見渡せば解るはずです。
★★★★★
ウッドストックそのものの伝説よりも、個人的には前記の意味での(ムーブメントとしての)そのスケールの大きさにノックアウトされた気がします。
ちょうどイケイケのハリウッド映画を観終わった時のように「あ、こりゃ無理だわ。かなわないわ」っていうのに似ている感じ。この土壌と肥料に蒔いた種にかなう花を咲かせるっていうのは並大抵の努力じゃ無理なんだなと...
だからこそ、まぁあくまでも結果論でしかありませんが、いま沢山の人たちの努力によって楽しむ事のできるこれらの国内フェスにオーディエンスとして参加している皆さんが、40年後の日本を柔軟にかつ適切に引っ張って行ってくれている事を願うのみです。
今年はこれでも持って行ってみるかなぁ...なんて思いつつも、その時点で終わってる気がします(笑)。
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