Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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I do my best...
2011.03.13
渋谷に向かうために乗っていた内回りのJR山手線がひと駅手前の原宿駅に到着する矢先の出来事でした。
もう到着するであろうと思った途端に前のめりになるような数回に分けるようなブレーキがかかったようになり「下手な運転手だなぁ」と胸の中で舌打ちをしていると、今度はドアが開いたかと思ったら車両が上下に揺れながら遠くで「キャー」という奇声が。
実はこの時僕はその日のブログに載せようと思っていた内容をブラックベリーを使って打っていたので、どこぞの修学旅行生がふざけて車内で跳び跳ねて揺らしているのだと思ったのです。
ただそれしても揺れるなぁ..と思った次の瞬間、今までに経験したこともない大きな揺れを感じ、生まれて味わったことのない恐怖感を覚えました。
そう、いま考えればそれが東北地震が発生した瞬間だったのです。
と、同時に自分が車内に留まるべきなのか、ホームに出て様子を見るべきなのか皆目検討も付かないという現実が目の前に。
結果としては落下物が少ないであろうという判断の下、僕は車内に留まったのですが、もちろんすぐさまホームに飛び出す人、しゃがみこむ人が多かったのを覚えていますが、比較的パニックになる人は少なかった...というよりも、何が起こったのか認識できていなかったというのが正しいのかもしれません。
ただ自分の経験からひとつだけ言えるとすれば、当たり前の話しなのですが車内の方がサスペンションの関係で実際の揺れよりも大きく、そして長く感じるという事。
暫く経ってそれに(外は揺れていないのではないか?という事に)気付いたのでホームに降り立ってみるとまるで目眩を起こしたかのようにグワングワンと身体が揺れて一瞬気分が悪くなったのを覚えています。
ただそこからは不思議なくらい冷静で、ある程度の収まりを感じた時点で迷いもなく隣にある代々木公園に向かっていました。
そして着くなりまだ列をなしていないトイレに行き、次に隣にある売店でレジャーシートにチョコレート、柿ピーに熱燗とビールを買ったのでした。
不謹慎なんて声も聞こえて来そうですが、現実問題として冬の野ざらしの屋外で暖を取る方法など限られている訳で、今も熱燗を買った事が間違っていたとは思いませんし、実際本当に身体が温まりました。そして若干ではあるものの、気持ちが安らいだという効果も否めなかったと思います。
ただそうこうしている間に気付いた事がひとつ。
それはアナウンスの重要性という事。
原宿駅においては「大規模の地震が発生したので現在電車が停止している」という事以外、車内に留まれとも外に避難しろとも言わない。また自力で避難した代々木公園の広報スピーカーから聞こえる「避難される方は中央広場へ」という案内があったのですが、その時点に至るまで、そしてその後も一切の英語でのアナウンスがなかったと言う事。
いや、文句を言っている訳ではないのです。
日本人が初めて、そして多くの人が経験した事もない恐怖に見舞われたのですから仕方ありません。
ただ考えても見て下さい、もし自分が今回のような災害に海外で見舞われた時の事を。英語圏ならまだしも、例えば初めて訪れた中東(あくまでもイメージですが)で何らかの災害があってアナウンスも表記も解らない時の不安感を...
日本人の自分が屋外で携帯も使えず、確実な情報を得る事が出来ない状況でああだったのですから、相当なものだと思います。
実際地震が起きた際にたまたま目の前に乗っていたインド系の女性、公園で何かを聞きたそうにしていたフランス人に声をかけると皆アナウンスで何を言っているのかを理解できた事に安心する事ができたのも確か。
別に何かを自慢したいわけではないのです。
ただ僕が英語を話せる事は事実なのですから、どうにか役に立てないものかと思ったのです。もちろんそれ以降も街で外人さんを見掛けると声を掛けるようにしていますが、それとて限定的な事。
そこで、自分でも調べているのですが、どなたかこのブログを読んで下さっている方で、東京(主に新宿区・港区・渋谷区・豊島区の主要部分)での災害時に英語(もしくはイタリア語)の喋れるボランティアを必要としている所をご存知の方はコメント欄からで結構ですのでご一報頂けないでしょうか。
僕の出来る範囲の事が必ずしも今から土地勘のない被災地に出向く事がベストだとは考えないので、今現在お手伝いできるもの、もしくは今後のために登録しておけるものがあればと思います。
地域を限定した理由は、この範囲であればただ英語が喋れるだけでなく、土地勘があるので与えられた情報を基に自己判断の範疇で案内等ができると考えるからです。仮に世田谷近辺だとすると土地勘がないので、まず誰かに聞いてからと二度手間になってしまうので。
いずれにしても連日連夜の報道で疲れきってしまっている方も多いと思います。
被災地の方を思う事も大切ですが、難を逃れた我々が参ってしまっては元も子もありません。日常の生活を取り戻し、いつも通り、いやそれ以上に経済をまわす事が一つの復興への手助けだとも考えるわけです。
最後になりますがテレビ局関係のみなさん、どうか今日は「笑点」や「サザエさん」を放送して下さい。
どうかひと時でも何かを忘れて笑う事ができる時間を与えてあげて下さい。
全ての人がネット社会に馴染み、CSやケーブルを甘受しているわけではありません。選択の余地を与えてあげてもらえないでしょうか。
子供達だけでなく、大人だって救われるはずです。
ジャニーズも吉本もAKBも、今こそその力を発揮して下さい...
暗く感情を押し殺す事が必ずしも無難ではない時があるはずです。
そして、今こそがその時だと僕は思います。
最後になりますが、被災地の皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。
そしてこれ以上拡大する事のないよう、ただただ祈るのみです。
確かに外国人の方々は不安だと思います。そしてマニュアル?の不備が各地で混乱を招いていますね。
ご存知かもしれませんが・・・渋谷区の防災課災害対策係(電話:03-3463-1589)
あなたのブログを読みとても怒りを感じました。
私は生まれて18年間岩手で育ち肉親、友人は多くが岩手で暮らしてます。
今回安否不明な地域に住んでる友人もいます。
どんな情報でも欲しいです。
そんな時に通常の番組をやる時間があるなら一人でも多くの安否情報が欲しいです。
こゆう風に思うのは私だけでしょうか?
もし少しでも被災した人やその家族を思うなら、この記事を削除してください。
情報ありがとうございます!参考にさせて頂きます!
この度は私のブログを読んでくださりありがとうございます。
またご両親やお知り合いが被災地に多数おられるとの事、本当にご心配だと心中お察し申し上げます。
メッセージ拝読致しました。
それぞれの立場や思いは異なるので、全ての方が同じ考えを共有できるとは思いませんが、この返信において、私の真意をお伝えできればと思います。
はじめに、誤解のないように申し上げておきますが、私の書いた内容は「被災地の状況を報道する必要ならびに安否情報を放送する必要はない」というものではありませんし、被災地を軽視するものでもありません。むしろ逆です。
匿名のあなた様がどちらにお住まいでお幾つの、そして男性か女性かも存じ上げませんが、基本的に私のブログの内容は東京をベースにする私自身の生活をもとに書いているものです。
念のため申し上げると現在東京では (アナログならびに地上波デジタル放送共に)
NHK、NHK教育、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京の主要7局 (そして同数のBS) が24時間体制で新規災害ではなく、(このブログ執筆時は) 繰り返し各被災地の惨状を放送しているのが現状です。
私には小学生の息子がいますが、ちょうど地震の日に郊外に社会科見学に出掛けた帰り際のホームで電車を待っている最中に震災にあいました。
3時間ほどその場を動けなかったようですが、学校側も代替案として急遽バスを用意したものの公共交通機関が麻痺した結果、極度の渋滞により帰宅困難者の一人となりました。
ただ幸いなことにも急遽近くの避難所を使わせて頂くことができ、毛布を一人一枚と、わずかながらの食事も与えて頂く事ができましたので、夜露をしのぎ、翌朝には道路状況もある程度回復したため、24時間以上ぶりに無事に帰宅は致しました。
もちろん、最初は家に帰れた喜びから笑顔でしたが、その後は口数も少なく心配したものです。
少し経って落ち着いた様子でしたので(避難所にテレビがなかったもしくは先生があえて見せていなかったため)、あの大きな地震は体験したものの何が起きているか詳細を把握していなかったようなので、TVを見せ、現実を把握させたのです。
ただそのうち疲れからなのショックなのかボーッとしている彼を見た時に、親としてある程度のPTSDを疑うのは当然で、それには彼を抱き締めるのと同時に、この子にこれ以上被災地の惨状を見せ続ける必要はなく、何か他のものに注視させて気をそらさなくては...と考え、いつもは見過ぎないように注意するCS放送のスカパー!のひとつ、ディズニーチャンネルに切り替えました。
ただこれは我が家がスカパー!に加入していて、かつ何の障害もないからできる事であって、地上波のみのご家庭だってあるわけです。
ましてやDVDやHDもないご家庭もあるのです。
要は精神的な逃げ場がない人もいるという事です。
実際あなたは震災や安否情報とはまったく関係ないファッションサイトに掲載されている私のブログを読んでくださった訳ですが、これはあなたには「テレビを見ずにネットサーフィンをする」という選択があったからにほかなりません。
別にその事が悪いわけでも責められる事でもありませんが、ネットを見るという環境(や習慣)のないご家庭があるという事を認識されてはいかがでしょうか。
ましてや被災地の皆さんにおかれては、通話やメールの送受信もままならない現状で、TVは東京と違い受信できる局数も限定されるのは間違いなく、その場合、被災したご自宅付近だけでなく各地の惨状だけを繰り返し放送することが有益だと考えますか?
現地に限らず、お子さんをはじめお年寄りや傷ついた女性に見せ続ける必要がありますか?
私はそう思いません。
実際ツイッター上ではただでさえ揺れを経験して怖い思いをしたのに、TVを見てもネットを見ても恐怖を煽られて怖がっている、PTSDと見られる症状あろう内容がかなりの数見受けられます。
それならばせめて一局でも、一日のうち30分でも、アニメや娯楽番組が流れた時の効果は計り知れないはずです。
国営放送であるNHKがその役目を果たし地震関連をしっかり放送(実際NHK教育は安否情報を放送)していれば、残りの民放5社が争うように同じ報道や被災者の方に失礼な質問をぶつけて不安をあおるくらいなら、各社役割分担をすれば良いという事です。
実際うちの子供にも笑顔が戻りました。
これと同じ効果を期待するのはおかしいことでしょうか?被災地の方やそのご家族の気持ちを無視することでしょうか?
少なくとも私はそう思わないので、その旨をブログにしたまでです。
公共放送というのは、被災地から遠く離れたご家族やお友達だけではなく当事者の方も場合によっては避難所等で見る事ができるものです。もっと言うならば唯一の情報源であり娯楽だと考えるからこそ、このブログを書いたのです。
最後になりましたが、あなたにはTVを見る以外にもネットを閲覧するというチョイスがあるようですので、ご存じとは思いますがNHKをはじめ詳細な安否情報を確認できるサイトがあるようです。
またツイッター上には地域ごとの安否情報や被災状況を詳細に記した有益なリンクも多数掲載されていますので、是非そちらも検索されてみてはいかがでしょうか?
少なくとも繰り返し同じ情報のTVよりはオンデマンドで少しでもあなたの欲しい情報を得られると思います。
そしてあなただけでなく、一人でも多くの方々が、一日も早く、ご家族やお友だちの無事が確認できることを心より願っています。
もちろんそこには私の知人も含まれています。
そして私はこの状況下において笑いや安らぎを求めることが不謹慎だとは考えませんし、そういう偏った風潮にならない事を心から願っています。
少なくとも僕自信、生まれてはじめて死ぬかと思ったし、今も不安だし怖いから気をまぎらわしたい。ダメですかね?それじゃ?
私の意見が正論だとも、あなたが間違っているとも思いません。
ただ様々な人が様々な形で被災をし苦しんでいるのは確かです。
だからそのひとつの意見として、子を持つ親として、悩んでいる知人を持つものとして声を上げたまでです。
ただ少なくとも、日曜の一部の放送にテレビにCMが流れ、今朝からのワイドショーの時間帯にいつものコメンテーターの顔を見たときのなんとも言えない安堵感というか、平常心(を保とうと言う心構え)は忘れてはならないと思っています。これは形は違えど立派な慰問のひとつだと思います。
以上の考えから私のブログの記事を削除するつもりもありませんし、またあなたの意見も匿名とはいえ、貴重なひとつの考え方だと捉えるので掲載することを申し添えます。
今は一人一人がそれぞれのベストを尽くす時だと思います。
ご自身も頑張って下さい。
匿名さんと同感です。
あなたへのコメントはありません。
コメントありがとうございます。
私もあなたへのコメントはありません。