Master Replica,Shepperton Design Studios,DonPost or Rubies? - 蛍雪ジェダイ（森山真司）

このトルーパーヘルメット...むかしインターネットなんてなかった時代は入手するのが大変でした。あまりにたいへん、あまりに高コストで501部隊への入隊は諦めていました。

1977年のエピソードⅣのプロップを作成したのはイギリスのシェパートン・デザイン・スタジオ（以下SDSこちらもネット注文可能）...のちにSDSのアンドルー・エインズワースさんは原型デザインまで自分がデザインしたなんて言い出して（ラルフ・マクォーリー原画の原型作成はリズ・ムーアというのが正解だそうで）ルーカスと訴訟ごとになり、結果的には米国での販売を禁止されました。

そんな経緯はともかく劇中プロップに対する忠実度は完ぺき。私もほしいです。スタントver.ヘルメットで￡445_（約6万円）...これはわたしの趣味に対する追い風状況ではあきらめるほかありません。

むかしはこういったマスク系といったらドンポスト社でした。ヨクデキ...なのかといったら（ベイダー・ヘルメットはいいんですけど）...当時は大幅な改造をみんな施していたんじゃないでしょうか？？ルーカス公認だったそうですが、その造形に納得できずにコアな層が上記のシェパートンを発掘したとか。

ちょっと前まで、公式オンラインショップにて購入可能だったルービーズのものはどちらかというとドンポスト型。ちなみに先日のAddidasイベントのトルーパーさんもルービーズのヘルメットを着用していたので、あっという間にわたしには身元が割れたという...

マスター・レプリカ...ここ数年のヒットはこの会社。その名の通り精巧なプロップ・レプリカ作成をルーカス公認の元、次々繰り出し、AT-ATやX-Wing、ライトセーバーなどなどの特撮プロップはいまや高額で取引される状況。...というのも2008年でルーカスとの契約更新をせずSW関連商品からは手を引いてしまったそうで。
そのマスターレプリカのトルーパーヘルメットは、プロップを復元しただけあってSDSの次点・購入可能マスクとして、非常にクオリティが高いです。
わたしも何度か買う寸前まで行きました。...が減産だったりマニア垂涎だったりとこれまた現在は高騰している様子...

その後、マスターレプリカの業務はeFx社が引き継いだそうです。

以上のようなオタク比較はSTARWARS　HELMET.COMさんが老舗。メーカーごとの比較など参考になります。

なにげなくググっていたら
Hollywood Collector's GalleryにてeFx製『THE EMPIRE STRIKES BACK』30th Anniversaryバージョンの予約受付中。しかもこの値段です。あとはご想像にお任せします。