蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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『Where the Wild Things Are』
2010.06.09
『かいじゅうたちのいるところ』Where the Wild Things Are(2009)
監督:スパイク・ジョーンズ
原作:モーリス・センダック
出演:マックス・レコーズ、キャサリン・キーナー、マーク・ラファロ、ペピータ・エメリッチズ
(声):フォレスト・ウィテカー、クリス・クーパー、ジェームズ・ギャンドルフィーニ、キャサリン・オハラ、ローレン・アンブローズ
監督:スパイク・ジョーンズ
原作:モーリス・センダック
出演:マックス・レコーズ、キャサリン・キーナー、マーク・ラファロ、ペピータ・エメリッチズ
(声):フォレスト・ウィテカー、クリス・クーパー、ジェームズ・ギャンドルフィーニ、キャサリン・オハラ、ローレン・アンブローズ
劇場で見逃したのですが、ようやくリリースです。先日の『路上のソリスト』から続いてのキャスリーン・キーナー。美人でもキュートでもないけど目を引く存在で好きな女優さんです。ホントに一瞬ですがマーク・ラファロも『エターナル・サンシャイン』風キャラで登場。
ロングセラーの絵本の果敢な映画化はスパイク・ジョーンズだからこそのクオリティ。美しい情景とクオリティの高いかいじゅうたちを見せてくれました。
オハナシに対しては元が絵本なので筋書き云々のおもしろさとか実際どうでもいいのですが、ママにしかられて現実逃避したはずの"かいじゅうたちのいるところ"でマックスが嫉妬やエゴ、いじめや猜疑にくるしむかいじゅうたちの調停役をする羽目になる2重構成は映画ならでは。
KWがぼやく「家族ってだからムズカシイ」というセリフでちょっとだけお兄ちゃんになってママのもとに帰ってくるしかけ。帰途に就くマックスを追うかいじゅうたちの微妙な距離感の違いも神ワザ。ラスト、帰り着いた我が家で夕飯を食べさせてもらいながら待ち疲れてしまったママの寝顔を見つめるマックスの愛情あふれる視線に救われます。
とにかく美しい情景でまさに絵本のようでした
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