『The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader』(2010) - 蛍雪ジェダイ（森山真司）

『ナルニア国物語／第3章：アスラン王と魔法の島』
The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader(2010)
監督：マイケル・アプテッド
製作：マーク・ジョンソン、アンドリュー・アダムソン、フィリップ・ステュアー
出演：ベン・バーンズ、ジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、ウィル・ポールター、リーアム・ニーソン、サイモン・ペグ、ティルダ・スウィントン

ウォルト・ディズニー社が前2作を最後に撤退、あらたに20世紀フォックスが製作を引き継ぎました。実は第一作目公開当時、『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』などなどファンタジー作品にはオナカいっぱいの時期で劇場まで足を運ぶことはありませんでした。公開に合わせてテレビ放送されたことで子どもたちがハマり、中学校卒業式を終えて春休みに突入したタイミングで男三人で観に行くことに。

子どもたちも地震以降あまり遊びに出歩いたりせず引きこもり気味だったので、ストレス溜まっていたんじゃないかと。

前2作ではナルニア国と現実のイギリス時間の流れの違いもミステリー的魅力の一つでしたが今回は2作目から大きな時間的隔たりもなく、兄弟4人が揃うわけでもないのでちょっとしたスピンオフ的エピソード、こじんまりした感じ。新キャラ、ユースチフを演じたウィル・ポールターの情けなさと憎めなさがウマいと感心したのと3作見比べるとCGの動物キャラたちの表情・表現が回を経るごとに向上しているのに妙に感心...。リープチープとか...声はサイモン・ペグだったんだ。


地震の影響でオンラインチケッティングが運用停止...もちろん不測の事態で払い戻しなどのトラブルを避けるためなのですが、子どもを連れていくようになって以来10数年ぶりにカウンターにてチケットを購入。長蛇の列に並んでいる間に開場してしまい、ちゃんと観れるのかハラハラしました。

劇場の方も時間間際の作品で並んでいる人はいないか列の人々に「14時半上映のナルニアでお並びですか？」とひとりひとり丁寧に尋ねてカウンターに誘導...この気配りがなければ観れずに子どもを連れて帰るところでした。ありがとう。

並んでいる人々を見ると女の子連れの親子が目につく...みんな『ラプンツェル』でした。わたしはそっちにも興味があったんだけど息子2人に猛反対された...