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『World Trade Center』(2006)

2011.09.12

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jedi_world_trade_center.jpg『ワールド・トレード・センター』World Trade Center(2006)
監督:オリバー・ストーン
出演:ニコラス・ケイジマリア・ベロマイケル・ペーニャマギー・ジレンホールスティーヴン・ドーフフランク・ホエーリー



9月11日。東北地方太平洋沖地震から半年がたち、9.11の無差別テロから10年が経ちました。たくさんのかなしみとたくさんの苦しみ。それでも強い意志であたらしい明日を築こうとする人間の強さと支え合うやさしさを日々実感し、そして自分も震災以前、9.11のテロ以前とは違う行動ができているかな...?

今日この日に何か映画を見たいと思っておもわず帰宅途中に借りてきました。

幸いわたしたちは自然災害が相手なので復讐という感情は生まれませんでしたが、はたして10年前にアメリカが下した制裁という決断は正しかったのかということもあらためて考えてしまいます。

映画で描かれるのは緊急事態の救助に駆け付けた港湾局警察に勤める警官二人からみた限られた視点で、突然の事故に巻き込まれたサバイバルと安否を気遣う家族や周囲の人々、自分の意志で手助けが必要と乗り出していく海兵隊員のドラマであって無差別テロがどうこうとあえて論じない点がまたいい。

公開当時にも観たのですが緊急時に自然と周囲の人々に手を差し出し助け合う人間のもつ尊さをまっすぐ表現していて、素晴らしい。結果的に暴力を暴力でかたをつけるしかなかったあの当時の政策にも疑問を投げかけていると思います。




転じてわたしたちが経験した震災はこの映画が描いた国際貿易センタービル攻撃と崩落の犠牲者2749人の十倍近い方々尊い命が失われました。さらにそれ以上のたくさんの方がが抱える悲しみを今まさに乗り越えようと、みんなで手を差し伸べ、手を取り合おうとしている時だと実感しています。

以前もどこかで書きましたが"誰かを不幸にしないと自分は幸せなれない"とかんがえるWIN vs LOSEの発想が早くこの世からなくなり、"誰かを幸せにすることがみんなの、そして自分の幸せにつながる"と世界中がはやく気付けばいいと強く思います。
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