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『Cowboys & Aliens』(2011)

2011.10.24

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23102011569.jpg『カウボーイ&エイリアン』Cowboys & Aliens(2011)
監督:ジョン・ファブロー
製作:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ダニエル・クレイグハリソン・フォードオリビア・ワイルド


『アイアンマン』のジョン・ファブローがメガホンをとり製作にスピルバーグ、ジェームズ・ボンドとインディアナ・ジョーンズが共演してオリビア・ワイルドがヒロインってそんな名前を並べられたらどんな映画であってもわたしは足を運びます( ^ω^)今年最大の期待をしていた本作。IMAXの迫力も相まってお見事でした!


異種格闘技的B級感満載のタイトルですが、もちろん本編もタイトル通り。ただしそこにはウエスタン映画とSF侵略モノどちらもまじめに取り組んだとーっても贅沢な仕上がりでB級感はみじんもありませんでした。ウエスタン映画によく見られる定石に対するオマージュさえうかがえ、やっぱりファブロー監督って"趣味"が良いんだなってあらためて感心。


キノシタからどこかのレヴューで「アクションシーンが物足りないって評価されていましたよ」なんて聞かされていましたが、馬と人力と威力もさほどない19世紀の火器にダイナマイトを相手に未知のテクノロジーと戦うのならこんな感じだろうと思わず納得してしまうのはキチンと時代考証がなされたウエスタンに重心が据えられているからでしょう。クリーチャーデザインは『クローバーフィールド』からはじまって最近だと『SUPER8』に見られるような"もうCGだから何でも出来ちゃうよー"的な絵だったのはちょっと残念ですが、それ以上に西部開拓時代の人間ドラマで物語を引っ張ってくれたのでまったく気になりませんでした。


脇役も非常に贅沢!あんなに二枚目だったのに禿げちゃったキース・キャラダインやマルチ個性派サム・ロックウェル(ファブロー作品ではプライベートでも仲良しってことで2回目)、『影なき男』の強盗誘拐犯や『ショーシャンク...』のヤな看守が印象に残るクランシー・ブラウンなどなど、随所にサブキャラの見せ場を配している点も映画としてのクオリティの高さを感じさせる^^

それにしても3Dでもないのに迫力の映像...最近、近所に導入されてIMAXには病みつきになってます^^
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