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Battle Los Angeles (2011)

2012.06.09

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jedi_battle:los_angeles.jpg『世界侵略:ロサンゼルス決戦』Battle Los Angeles (2011)
監督:ジョナサン・リーベスマン
VFX:ハイドラックス
出演:アーロン・エッカートミシェル・ロドリゲスニーヨブリジット・モイナハンマイケル・ペーニャ

スカイライン』を観て"本作製作サイドからVFX ハイドラックスが本作製作過程で得た資源を無断流用したという訴え"があることを知ったのですが(当然、大企業が似た設定を持つマイナープロダクションの上映にケチつけただけという疑いも)、VFX担当も同じ。突然人類を襲う異星人侵略という設定も似ている...。と、かたっぽ観たらそれでイイか(^^ゞ程度に思っていました。


なにごともちゃんと観てからジャッジしないとダメですね。監督が目指したのは『ブラックホーク・ダウン』とか『プライベート・ライアン』などのドキュメンタリータッチの戦争もの。それだけに手持ちカメラと限られた情報だけで現地に赴く戦場の兵士たちと、汗だくになって一体になれる映画でした( ^ω^)

ありがちな異星人モノみたいな背景説明とか一切なし。この辺は『クローバーフィールド』のテクですが、いったい襲って来たのはどこのなにものかまったく分からないまま闘う羽目になってしまう(し、当然最後まで分からないまま)有無を言わせぬ進行はかなり牽引力がありました。

陰のある軍曹を演じる アーロン・エッカートもイイですね。実際、米軍はキャリア組とこういうプロ兵士の混成組織。実際に現場を動かしているのは彼のようなたたき上げの軍曹だってのはクランシー作品で十分学んでいるので、自分より若い青二才の小尉の命令を仰ぎながらも、導き範を垂れる姿はリアリティのある軍の姿を感じます。

ホント、ただ敵が得体のしれない宇宙人っていう設定だけの『 ブラックホーク・ダウン』。骨太でリアリティのあるお話の流れは『ID4』よりもはるかに高得点だと思います^^

まったく詳細の分からないままの異星人デザインはアーティストPaul Gerrardさんの手によるもの。バイオメカ的なデザインとか暗さとかH.R.ギーガーの流れをくむヒトだと思われます☆
jedi_battle_los_angeles_aliens.jpg


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