蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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なつこそファー(・∀・)ー
2013.06.11
別に意味はありません。ごめんなさい。
よく店頭でMICHAELもっているけど毛皮だし、夏になると履けなくてっていう声をお聞きします。
...が、半ズボンとのバランスは最高ですよ(・∀・) わたしはヘビーユースです。
レディースのMICHAELに付属でついていたキルト(正確なスペルは指し縫いではない方のKilt)がうらやましくてお取り寄せしたのが昨年の4月。結果的に商品として秋冬にも販売する事が出来、あっという間に浸透しました。
このキルトでファー部分をふさいでしまえばたいして暑苦しくもないし...。
さて、ここから全然夏にMICHAELのハナシとは関係ありませんが、そもそもなぜ靴の甲にアザラシ・ファーをあしらったか?という...。これはまったくのわたしの推論ですが、リアルファーって凍らない(というか雪が解けて凍りつかない)って知っています?
植村直己さんのこの画像を見るまでもなく、銀世界にフードのファートリムは切っても切れないイメージがありますね。
これはファッション的装飾ではなく、これがもしポリエステルなどのフェイクだったらたちまち吹き込んだ雪が自分の息で溶けて氷になりガジガジに凍りついてしまうのですが、なんと不思議!リアルファーだとコヨーテでも同様で雪がくっつきこそしますが凍りつかないんですよ。この差は極限の地では死活問題ですよね。
同様にこのMICHAELも登山靴がルーツという事もありモカ縫いのくぼみにたまった雪が溶けて凍っちゃったら瞬く間に体温を奪う事に。そんな理由でファー付きにしたんじゃないかというのがわたしの持論です。
まぁ80年代に最初にこういう別注をしたのはHermèsなわけなんですけど。
そうそう!当時のHermèsネームってボディはMICHAELではなくMORZINEだったそうですよ。MICHAELもHermèsネームだった当時のアザラシをまるっきり復刻というわけではないんですね。
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