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FEATURE| SOREL×金子ノブアキ 全天候でサバイブするシューズ。

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SOREL×金子ノブアキ 全天候でサバイブするシューズ。

ゲリラ豪雨や東京での積雪を始め、街の天気が予想の斜め上をいくことも珍しくない。雨や雪など過酷な環境下において用意すべきシューズは何か? その一つの答えとして、55年の歴史を持ち、クラフトマンシップによりウィンターブーツを開発しつづける〈ソレル(SOREL)〉はうってつけと言えるでしょう。防水・防寒に優れ、マイナス40℃にも耐えうる定番ウィンターブーツ「カリブー」や、機能性とファッション性を巧みに融合した「シャイアンⅡ」は、その代表的なモデル。ミュージシャンかつ俳優で、職業上さまざまな場所を訪れる金子ノブアキと、職人技による機能美が光るブーツとの接点を探りました。

  • Photo_Tetsuo Kashiwada(KiKi)
  • Styling_Daisuke Kamii(demdem inc.)
  • Hair&Make_Miyuu Takeuchi(VANITES)
  • Text_Masahiro Kosaka
  • Edit_Shinri Kobayashi
  • ※価格はすべて税抜き表示。

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金子ノブアキ
1981年生まれ、東京出身。ミュージシャンであり、俳優。『クローズZEROⅡ』『モテキ』『おひさま』『軍師官兵衛』『新宿スワン1、2』『CRISIS』など数々のドラマ、映画に出演。一方、1997年にロックバンド「RIZE」を結成し、ドラムを担当しながら、ソロワークも勢力的に活動し、数々のアーティストの作品やツアーにも参加。近年は、アートや舞台、映画などの音楽も手がける。最新作は、彼がサウンドプロデュースを手掛けた、シシド・カフカとのコラボ楽曲『zamza』を12月13日(水)に配信リリースする。また、現在、東京メトロのCM楽曲『太陽に背いて』を佐藤千悪妃と金子ノブアキと小林武史としても発表している。RIZEとしては、通算8枚目のアルバム『帰ってきたサンダーボルト』が発売中。12月20日(水)に、今年結成20周年を記念した初の日本武道館でのワンマン公演を控えている。


アウトドア系ブーツに感じるクラフトマンシップ。

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普段は、どういったスタイルが多いのでしょうか?

金子ノブアキ(以下、金子)10代の頃から、モノトーンで、シンプルなものを着ることが多いですね。カットソーにパーカーを羽織って、ストレッチ性の高いスキニーのパンツという格好のような。東京で生まれ育ったということもあって、いかに街に溶け込んで自分を消しつつスムーズでいられるか、というようなことを考えながら洋服を選んでいます。

そうなると、足元もやはりシンプルに?

金子足元は、そこでスタイリングのテーマが決まってくるようなところもあるので、他の部分とは少し違った見方をしているかもしれません。僕はバスケもやっていたし、リアルタイムでマイケルジョーダンからがっつり影響を受けちゃってる世代なので、やっぱり若い頃にはエアジョーダンなんかをよく履いていました。あと、コンバースオールスターの27センチをレザーのシューレースに代えて、というようなことは未だにやってますね。

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〈SOREL〉スノーブーツ(カリブー) ¥20,000、〈Iroquois〉アウター ¥69,000、カットソー ¥15,000、パンツ ¥17,000(Iroquois HEAD SHOP Tel.03-3791-5033)

かつては、ブーツより、スニーカーの方が身近な存在だったわけですね。

金子そうですね。いわゆるストリートカルチャーが、自分の原点のような存在でしょうか。反対に、ブーツは「背伸びして履くもの」っていう気が若い頃はしていました。

年齢とともに、そのあたりの感じ方にも変化があったのでしょうか?

金子30代中盤に差し掛かったくらいからでしょうか、力んで背伸びしなくてもスッと入ってくるようになったのは。特にこの10年くらいは、撮影含めて仕事でいろんな場所に行かせて頂き、ブーツを履く機会も自然と増えてきた。それで、そういうときに感じるのは靴職人の想いだったり、“クラフトマンシップ”みたいなものなんですよね。

なるほど。わかりやすく機能に優れたアウトドア系のブーツからは、特にそのあたりが汲み取りやすいかもしれませんね。

金子自分も音楽をやってるので、クラフトマンシップにはものすごく共感するところがあるんです。靴を履いていても、「どうしてこういう作りにしたんだろう?」といったことが、つい気になってしまう(笑)。

山で感じる都会では味わえない感覚。

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プロダクトというか、ギアというか、そういった視点で靴を見ているということでしょうか。今回の二つのモデルも、やはり機能に優れたブーツですよね。

金子アウトドア系のプロダクトって、格好良さとともに生きるための機能もしっかり備わっていて、そこがすごく美しいなと思います。機能美ですよね。それこそ山などハードな環境下での撮影があると、険しい環境に耐えうるために作られたプロダクトであるということやその恩恵を強く実感しますね。僕は寒がりなので、「カリブー」のような保温性に優れたブーツはいいですよ。やはり身体が資本という職業なので。

ちなみに、「シャイアンⅡ」はしっかりとした防水性がありつつ、比較的都会向けのデザインといった印象ですが、本格的な機能を備えたブーツを都会で履くこともあるのでしょうか?

金子都会において必要なものが変わってきてるというのは、最近実感しています。四季が失われつつあるし、「聞いてないよ!」という悪天候が本当に多いじゃないですか。それこそゲリラ豪雨とか。そういうものに対して“格好よく備える”のは、ひとつのスタンスとしていいんじゃないかと思います。おしゃれでありつつ、サバイブしていく。そういう意思表示として、都会でも機能的なブーツを履くのはいいと思います。

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〈SOREL〉ブーツ(シャイアンⅡ) ¥17,000、〈LAD MUSICIAN〉コート ¥68,000、シャツ ¥18,000、パンツ ¥19,000 (LAD MUSICIAN HARAJUKU Tel.03-3470-6760) 、〈WACKO MARIA〉レザーグローブ¥22,000(PARADISE TOKYO Tel.03-5708-5277)

反対に、アウトドアではどんな過ごし方をしますか?

金子大人になるにつれて、体が自然を求めるようになってるのを実感しています。仕事柄、怪我はできないので、スノーボードなどのウィンタースポーツをするっていうよりも、自然豊かな場所に行って景色を楽しんだりすることが多いです。

オフの過ごし方としては、最高ですよね。

金子ただ、オフだけではなく山中湖にスタジオがあって、そこで数日間音楽制作をすることもあります。場所柄やはり空気は抜群にいい。そういった環境にいると体の中や細胞が入れ替わるような感覚があって、不思議とアイデアも停滞せずに進んでいく。何かを作るときはカラダとか物理的なものを一度空にするといいと思います。全部外に出してしまうような感覚というか。だから、そういった時間は、これからも大事にしていきたいですね。

コロンビアスポーツウェアジャパン
電話:0120-193-803
www.sorel.jp

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