HOME >
ワガモノ
藤代冥砂
写真家・小説家
2003年平成15年度(第34回)講談社出版文化賞写真賞受賞。代表作に『ライドライドライド』(スイッチ・パブリッシング)、『もう、家に帰ろう』(ロッキング・オン)、『旭山動物園写真集』(朝日出版社)他、写真集多数。また小説に『クレーターと巨乳』(スイッチ・パブリッシング)、『ドライブ』(宝島社)がある。
オフィシャルサイト:meisafujishiro.com
オフィシャルブログ:meisablog.jugem.jp
SUUNTO CORE BLACK
2010.10.01
今年の夏は富士山を皮切りに、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳の赤岳と三つの山を楽しんだ。
天候に恵まれたのは甲斐駒ヶ岳のみで、赤岳では頂上付近の岩場あたりから降り出し、
富士山にいたっては登山口の五合目から夜通し降り続け、翌日の下山まで続くという不運だった。
だが、たとえベストなコンディションでなくても、山に入るのは楽しい。
最近、女子たちも巻き込んた登山ブームで、山で擦れ違う人々たちの装いもぐっとお洒落になった。
アウトドアショップでやたら時間を潰せるようになったのは、アパレルやギアのファッション性の充実のおかげでもある。
自分が学生の頃の登山では、山でのファッションなんて気遣いもしなかった。
ウェアのバリエーションも確かに乏しかった。
だが、考えてみれば、山は自然と触れ合うだけでなく、そこに集まる人と接する場でもある。
人と会う時に、程度の差こそあれ服に気をつかうのは当たり前とも言える。
そんな山の楽しみ方が増えた事は素直に歓迎したい。
ファッションと言えば、それは他人の目ばかりを気にしたものではない。
むしろ自分の心地よさのための方が多いかもしれない。
私は、山に行く時には、普段のTIMEXからSUUNTOへと腕時計を変える。
機能もさることながら、気持ちが山に切り替わってくれる。
先代の山時計もSUUNTOだったが、今年北欧に行った時に免税店で買ったこのCORE BLACKを今は愛用している。
デザイン的は精悍で、街でも使えるのだが、敢えて自分は山でしか使わない。
ここぞという時にだけ使う愛用品があってもいいと思うからだ。





※コメントは承認されるまで公開されません。