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何で泣いたのかは自分にもわかりません。

2012.02.07

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こんばんわ、月曜日担当の小牟田です。


週末にこんな映画を見てきました。


02061.JPG


会場は「VACANT」にて。

TOO MUCH magazine」が企画したイベント上映だったんですが、
どうやら去年には公開されていたみたいです。


サッカー選手のチョン・テセ選手に迫ったドキュメンタリーフィルムで、
日本で生まれ、日本で育った彼が、なぜ北朝鮮代表を選択したのか。
彼の抱える苦悩や葛藤とは、、といった内容です、簡単に言うと。


今はドイツのブンデスリーガでプレーするチョン・テセですが、
彼が日本にいたときから、自分的に好きな選手の一人だったんです。


豪快なプレースタイル、むき出しの闘争心なども勿論ですが、
特にインタビューなどで見せる人柄が魅力的でした。


明朗活発で、よどみなくハキハキと質問に応える
その立ち振る舞いは、実に爽やか...なんですが、
時折憂いを帯びた表情をみせることがあり
それに妙に惹きつけられていたのです。


チョン・テセを知れば知るほど、
必然的に在日についてや、北朝鮮、韓国との関係にも
関心が出てきて、その流れでこの映画も見たというわけです。


会場は満員でした。
見知った顔も何人かいました。


映画が始まってすぐに目頭が熱くなりました。
終盤では実際に涙もこぼしました。
何で泣いたのかは自分にもわかりません。


が、見てよかったなと思います。
出来云々は抜きにしても。

まだ観られるところがあるみたいなので、
興味のある方はこちらで確認を。


話は変わりますが、
会場の「VACANT」ではこんな本を買って帰りました。


02062.JPG


どうやら「食」を中心とした様々な文化を紹介していくというのが
主旨らしいですが、とにかく雑誌全体の雰囲気、
とくに写真が素晴らしいです。

INVENTORY」にも負けず劣らずといった感じ。
WEBもすこぶるいいですねー。


自分的にはここらへんの世界観というか、
トピックがどうやら今一番ピンと来るみたいです。


今後の企画に活かせたらいいなと思ってます。


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