Framed - A STYLIST JOURNAL（池田尚輝）

初めて本格的な額縁のオーダーをした。ちゃんと額装したいと思う中身に出会ったのも大きな理由である。

厚めのケント紙に印刷、端のカットや切り抜かれている部分がある、それ自体が作品に近い
様相の、タイポグラフィーを基調とした作品が多いアーティストLawrence Weinerの91-92
年の展覧会のポスター。元の作品が油絵なんかのポスターだと、フレームに入れた時どうに
も本物の質感に劣るが、こういったタイポ物だともはや現物の作品もポスターも大差ないと
思われ、踏み切った次第。

作品の特徴を活かすよう、アクリル板でポスターを挟み込み白木でフレーミング。結果ちょ
っと浮いたような、無機質な感じと有機的な要素が共存。イメージ通りで満足。

サイズは60W×98L(cm)2mm厚のアクリル板を使用。渋谷のウエマツにてオーダー。
ちょっと値が張るな、と思ったけど、作品込みの4万円でミュージアムにショップにあっ
て、気に入れば、十分アリ、な買い物かと。