靴の爪先は掴まないで
尹 勝浩
南青山のThe General Storeの代表者
店内の掃除機掛けから、フロントロウまで。某資料には”メンズのファッションを知り尽くした”と、ありますが、とんでもないです。
www.general-store.co.jp
Buzz Cut by Mr.Mommy／BARBER 410
2012.09.15
普段、髪は自分でバリカンで刈っています。
大体2〜3週間に１回のペースです。
気分転換に髪を伸ばし、何年かぶりに髪を切ってもらいました。
お見事！
トップで3cmぐらいの長さしかないのですが
バリカンワークで立派につくられた分け目
髪の毛が柔らかく量が少ないのに
生え際の毛流が激しい難儀な髪質です。
髪の生えている面積が小さいので
画像も小さくしてみました。
居心地の良い空間です。
レコード、CD、資料がいっぱいに収められた棚
まさに男の空間という感じです。
内装を手がけたのはLandscape Products。
バーバーに必須アイテムの"ゴルゴ13"
NuNileのポマードは元々はアフリカ系の人たちが
直毛風に撫で付けるために使う強力なもので
中学生の頃にはSex PistolsのJohnny Rottenが髪を立てるのに使っているというので
畏れと憧れのアイテムでした。
"Mommy"こと樅山敦さん。
篠山紀信先生に撮られた事があるお方
いい笑顔です。
9月15日発売のBrutus 2012-13秋冬ファッション特大号でも
BARBER 410、樅山さんの仕事の道具、服のルールが取り上げられています。
面白い記事です。
髪を切ってもらっている間
自分の生え際の毛流が激しい事から
長年抱えていたある疑問が思い起こされました。
25年程前のPopeyeにて山本康一郎先生が紹介されていた
生え際の毛流で占いができるセバスチャンというヘアカットの人がいる
という記事。
果たしてどちらの"セバスチャン"だったかと？
髪を切った翌日にお会いできる機会があったので
山本先生に伺ったところ、故人となってしまった
New YorkのStephen Sprouseの友人の方という事でした。
長年の疑問が解けて実に良い気分転換になりました。