Tuck - 衣.食.旅（小林二郎）

　2009年初めて池田勇太を見たときは度肝を抜かれた、まだ２０代半ばなのにあの風貌、そして代名詞でもある2タックパンツ。
タックの入ったパンツはスーツを除けばもう20年近く穿いていない、それだけ近年のカジュアルファッションと距離のあったタック入りパンツをさらりと穿きこなす姿は異質でありながらかっこ良く見えた。

50's、60'sだのと古き良きアメリカ物に触れるあっていると、避けては通れないタック入りパンツ、去年ぐらいから気になってしかたがない。
しかし体型に難のある私が穿きこなせるタック入りパンツはデットストックや古着では存在しません。
国内ブランドからも徐々にリリースが増えてきているようでしたが、やはり七難隠せるパンツは見つからずに諦めかけていました。

今シーズ、探し求めていた型にようやく出会えました。COOTIE Single Pleat Trouser


太すぎないシルエットに程よいテーパード、細め太め両者を補うヒップ周り、良いアタリが出てきそうな肉厚のダック地、まさに去年から求めていたカジュアルに穿けるタックパンツです。