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栗原道彦フリーバイヤー(?)1977年生まれ2010年に有限会社ロストヒルズを退社。2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

クリちゃんがイクッ。

栗原道彦
フリーバイヤー(?)

1977年生まれ
2010年に有限会社ロストヒルズを退社。
2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

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戦利品、いかかでしたでしょうか?

2007.09.13

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スイマセン、一昨日は時間がなくて画像だけしかアップできなかったんですが。
今回は特にTシャツ(もう秋ですけど....)、ヴィンテージスウェット、スニーカーのグレード、数量が共にエクセレントな結果に。
ただTシャツ、ヴィンテージスウェットに関してはホントに仕入れがタフになってきております。
先月は買い付けに行かなかったので約2ヶ月ぶりのLAだったんですが、モノによっては以前(といっても2ヶ月前)の倍近くの値段に....
フリマではバータグのチャンピオンTが$60~80。ランタグのスウェットが$120~150なんてざらに言われたりしちゃいます。
怖いのがそれでも買っちゃう日本人バイヤーがいたりする事。一体いくらで売っているんでしょう???
(まあそういう人もほとんどが「お客さんに見せる用の商品」として無理やり買っているんでしょうが、ココまで来ると最早ボランティアの域に達しています....)
その為、ウチの店頭価格も日を追うごとにじわりじわりと上がってきてしまっていますが、頑張って「リーズナブルプライス」を付けていきたいと思います。
また強敵なのが、NYなどから来ている「アメリカンブランドにサンプル用としてヴィンテージを売っている」ホールセーラー(卸屋)や、ハリウッドなどでセレブ向けに古着屋をやっているアメリカ人バイヤーたち。
Tシャツ、ワーク、ハンティング系のアイテムなんかは、彼らが出すプライスが日本の店頭価格の相場を平気で上回ったりします。
今のところ限られたアイテムに対してだけなので僕もそこまで危惧してはいないんですが、アメリカ国内でのヴィンテージブームがこれ以上広がっていかない事をただただ祈るばかりです(苦笑)。

非常に愚痴っぽくなってしまいましたが、最近、僕にとって嬉しいのが昨今の日本国内のスニーカーマーケットの不人気ぶり。
数年続いたオールスターブームもやっと落ち着いてきて、ヴィンテージスニーカーで唯一盛り上がっているのはオールドのヴァンズくらいでしょうか?
アメリカ国内での「ヴィンテージスニーカーの需要」なんてモノはほぼないに等しいので上記のようなアメリカ人バイヤーに対する心配はないんですが、日本でスニーカーブームが起こると日本国内での相場が上がるというメリットの代わりに、LAのフリマで日本人バイヤーが壮絶な争奪戦を繰り広げるようになるので仕入れ相場はもちろん上がるし、いいモノが集まらなくなるというデメリットが。
そういう意味で僕的には「日本のスニーカーブーム」はあまり有り難くありません。
お客さんも日本人バイヤーも、ホントにスニーカーが好きな人しか買わない現状の方が仕入れがしやすいんです。(といっても残念ながら買い値はさほど安くなってはいないんですが....)
そういった事情が今回の仕入れの好結果に繋がっております。ハイ。

今週の土曜、日曜日でほとんどの商品が店頭に並びますので、皆さん是非是非見に来て下さい。

Comment: 1

ホントその通り!クリ君なんとかしてちょ!

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