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栗原道彦フリーバイヤー(?)1977年生まれ2010年に有限会社ロストヒルズを退社。2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

クリちゃんがイクッ。

栗原道彦
フリーバイヤー(?)

1977年生まれ
2010年に有限会社ロストヒルズを退社。
2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

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USN-Bu Wep SERVICE SHOES DEAD STOCK。

2009.05.07

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本日は、靴を目当てにご来店いただいたお客さんのうち、80%以上の方が「一度手に取り、残念そうな顔でまた戻す」シューズのご紹介を。

blogphoto26apr09 018.JPG
<'61 USN-Bu Wep SERVICE SHOES DEAD STOCK SIZE: 6D ¥20,790>
僕も某フリマの朝一、日の出前の暗がりの中でコイツを見つけた時には「ウォォ!」と思ったんですが、内側のサイズ表記を見てガッカリ。。。
そう、上述のお客さんも皆サイズを見て一言、「サイズが合えば絶対に買ったんですけどねー。」と。
コチラはヴェトナム戦争初期頃に作られたUSネイビーのサービスシューズのデッドストックで、メーカーはマイナーな「べルヴィル シュー マニファクチュアリング」社製。
そのスタイル、素材などから察するに、ヴィンテージ市場で人気、認知度の高いコチラの後継モデルに当たるモノだと思います。

blogphoto26apr09 016.JPG
履き口にあるスペックを見ると「USN-Bu Wep(海軍兵器局)」の文字が。
「Bureau of Naval Weapons(海軍兵器局)」とは1959年から66年の間に存在した、海軍に属する組織の一つで、その名の通り兵器の運用、発注などを担当していました。
海軍航空隊パイロット用のフライトジャケット「G-8」の通称が「ウエップジャケット」である事からも分かる通り、「海軍兵器局」は海軍の装備の中でも特に航空隊関連のモノに携わる組織であったようです。
なのでコチラも恐らく航空隊パイロット用に生産、支給されていたモデルだったんじゃないでしょうか。

blogphoto26apr09 024.JPG
ソールはこれまた変わったパターンのモノを使用しており、メーカーは「フェルマン・アヴォン ソール カンパニー」と、コチラもあまり聞きなれない会社が生産したモノ。

これがもしも良いサイズ(US8~10ぐらい)だとしたら、お値段はコチラの3倍ほどにはなるかと。
ちなみにコンバースでUS6ハーフから7を履ける方でしたら問題なく履けるサイズだと思います。
サイズが合うラッキーな方、もしくはヴィンテージ好きな女性の方、是非イっちゃってください。

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