蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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「TRANSFORMERS revenge of the fallen」
2009.07.25

監督:マイケル・ベイ 製作:スティーヴン・スピルバーグ 主演:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョン・タトゥーロ
もうそろそろ公開終了でしょうか(汗)ようやく劇場に行けました。前評判では複雑なCGロボットの展開の早いアクションは何が起こっているのか分からないという評判も耳にしましたが前作が気に入っていた観客には問題ないと思います。複雑なアクションは丁寧にスローで(「BADBOYS」風マイケル・ベイ十八番の)しっかり見せてくれますし。
なぜアメリカ軍は北京だろうと、パリだろうと、エジプトだろうと現地政府そっちのけで出張って大活躍するのか?とか(その過程で街や世界遺産をめちゃめちゃにするのは「チーム☆アメリカ」を連想したのは私だけ?)細かいことは抜きにして娯楽大作と割り切った方が楽しめます。
前作に引き続きほとんどのキャラクターは続投、そしてパワーアップしている点もファンサービスが旺盛(特にモジョ(犬)とママ^^)。トランスフォーマーたちもほぼ4倍の登場キャラで大活躍。さらに彼らのよりつっこんだ背景も語られ、のめり込む仕掛け。稚拙なアニメーション描写(コマ数が少ない)の当初アニメシリーズは全くと言っていいほど見たことがないので、細かい設定云々は私は語れませんが、吹き替えを担当している(トランスフォーマーたちの)声優さんは当時の担当の人の多くを採用しているというから、そのファンサービスの徹底ぶりには驚かされます。
前作のインタヴューでこの企画が上がった時点で監督のマイケルはあちこちのファンサイトのコメントや批判をちゃんとリサーチして映画化にあったというからオドロキです。ビックバジェットの超娯楽大作(そこに大きな批判を集中しますが)の企画が日本で言うなら2ちゃんねるみたいなサイトまでちゃんと観客の声を反映させようと努力する...。
超特大地引網的ビジネスのはずですが、ネット社会特有のパーソナルな期待まで意識したきめの細かいマーケティングを両立させる点はいろんなヒントがあると思います。
まぁお祭り映画としては楽しめないはずがない...そんな作りです。鑑賞後の余韻とかストーリーの深遠さとか求めちゃダメですよ。たぶんDVDも買うとおもいます^^
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