蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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『STAR WARS episodeⅤ-The Empire Strikes Back』
2009.10.04

『スターウォーズ-帝国の逆襲』 THE EMPIRE STRIKES BACK
監督:アーヴィン・カーシュナー 製作:ジョージ・ルーカス
主演:マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォード、アレック・ギネス、ビリー・ディー・ウィリアムス、アンソニー・ダニエルズ、ケニー・ベイカー、ピーター・メイヒュー、フランク・オズ
当然と言えば当然ですよね。『Ep.Ⅳ』をみれば見たくなるわけです。公開が1980年。3部作の中間にあたるこのエピソードは文字通り急展開の内容。最終回での大団円を盛り上げるためにも緊張感を次に持ち越す必要があり、一番ダークな内容、そしてそれゆえに一番人気の高い作品(わたしもやはり一番好き)
スターウォーズと言えば夏休みの作品。すでにひとりで映画を見に行っていたわたしは母におにぎりを作ってもらい朝一番の回から20時前後の最後の回まで一日中この『帝国の逆襲』を観ながら劇場で過ごしたものでした。(そんなことを数回は繰り返したはずです)
当時のお気に入りの劇場だった佐世保の映画館は米軍駐留地の影響かレッドカーペットの階段、客席の後ろにはガラス張りの休憩室(そこで映画を見ながら喫煙でき自販機でジュースも飲める)もそなえたアメリカンスタイルのモダンな映画館でした。もう取り壊されて久しいですがそんな思い出も一緒に蘇る作品です。

もちろんCGは一切なしはここでも同様。すべてオプティカル合成。『新たなる希望』公開を機にルーカスの特撮ショップとして集められたILMも拡大と引っ越しで本格的に特撮専門プロ集団と化していきます。(この時点ではまだ請け負い仕事なんてなくルーカス専属でした)
引越しの設備が整わなかったりとトラブルもあり冒頭の惑星ホスでの戦闘特撮シーンはもっともアナログなストップモーションアニメ(レイ・ハリーハウゼンのあれ)を採用したことから15か月も要すことになったとか...(あの10分間のために...)そんな"人の手"から生まれた驚きの映像の数々に当時もそして今も熱くなります( ^ω^)

どこかでも書いた覚えがありますがルークがハンの救出に向かったあとに「彼が最後の望みなのに...」と漏らすオビワンにヨーダが返す「No,There is Another-いや、もう一人おる」の一言だけで次回作公開を待つ3年間とーっても盛り上がったものです。実はボバ・フェットがジェダイだとか、全く新しいキャラクターが登場するとか...
ダースヴェイダーの告白はまったく驚き!今となっては当然のことのようですがヴェイダーの中の人デヴィッド・プラウズ(スコットランド訛りがきつかったためジェームズ・アール・ジョーンズが起用された)も「オビワンがお前の父を殺したのだ」とそれはそれで驚きの告白をしたそうで、公開されたときに変えられたセリフに驚いたとか。
監督とルーカスとリアクションを演じる必要のあったルーク役のマーク・ハミルしかその真実を知らなかったという完璧秘密主義。
一気にダークな側面に観客をつきおとして終わるラストは哀愁もあり見事。
そんな本編のトーンとは裏腹に楽しそうなオフショットを見つけました。みんが楽しんで映画を作っているそんな作品はやっぱり我々も楽しめるわけです( ^ω^)

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