蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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『Catch Me If You Can』
2010.05.06
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』Catch Me If You Can(2002)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
撮影:ヤヌス・カミンスキー
音楽:ジョン・ウィリアムス
編集:マイケル・カーン
原作:フランク・アバグネイル・Jr.
出演:トム・ハンクス、レオナルド・ディカプリオ、クリストファー・ウォーケン、マーティン・シーン、エイミー・アダムス、ジェニファー・ガーナー
実在の最年少天才偽造小切手詐欺師フランク・アバグネイル・Jr.の自伝『世界をだました男』がベース...先日観た『ターミナル』、そして『プライベート・ライアン』そしてこれ。スピ様のトム・ハンクス三部作( ^ω^)
公開当時劇場で観ましたが、それっきりで...『ターミナル』観たら懐かしくて借りてきました。『ライアン』の後『A.I.』『マイノリティ・リポート』とSFが続いたあとだからか非常にあっさりとしたドラマ展開は当時拍子抜けした覚えがあります。
あらためてみてみると軽快なクライム・エンターティンメント。または機転を効かせた数々の詐欺で追われるレオと追いながらも軽妙に騙されてしまうトムのバディ(相棒)・ムービーともとれる構成は見事。あえて奥行きのあるドラマ仕立てで重厚にしなかったのも功を奏しているのかもしれませんね。
それにしてもこれが実話というからびっくりします。凶悪犯罪といっても珍しかったミッドセンチュリーののどかな時代背景ならではの偽造...。追い詰めるFBI側もなんだかのどか( ^ω^)
こうした人の誠意と信頼、善意が下敷きとして世の中に当然に存在していた時代そのものに対するノスタルジーのようにも感じます。
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