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『アトランティスのこころ』読み終わりました。

2010.05.10

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アトランティスのこころスティーヴン・キング
図書館のホームページで予約して届いたのはわたしの不注意から(サイズを確認しなかった)ハードカバー...これ通勤で読むにはちょっとした苦労が伴いますが、なんとか貸し出し期限20日までに読み終わりました。

映画『アトランティスのこころ』はこちらの原作の上巻、少年時代のボビーのエピソード「1960年 黄色いコートのロウ・メン下衆男たち」に当たりなかなか細かな事件の数々まで丁寧に映像化されている印象。読むほうも映画を追体験する感覚ですらすら読めました。

が、下巻...
「1966年 アトランティスのハーツ」
いきなり時代も登場人物も変わり「?」という感じで読みすすめると上巻でボビーのガールフレンドだったキャロルが大学生となって現れ...

上下巻通すとテッドと関わりのあった少年達がのちにベトナム戦争と反戦、ヒッピー文化と60~70年代の波に呑まれそして成長していく過程を丁寧にそれぞれのエピソードの集積で語っていることが分かります。

それぞれ違ったお話ですが、ラスト「1999年 天国のような夜が降ってくる」の感動の余韻はまた素晴らしい。

大胆に上巻だけの映画化にしたのは英断だったと思います。これは本で読んでこそ!の感動でした。こういった読書特有のしずかにゾクゾクするエクスタシーもまた大好きです。

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