Roppongi Crossing 2010:Can There Be Art? - 蛍雪ジェダイ（森山真司）

義父母と小学生を連れて行ってきました。
『六本木クロッシング　2010：芸術は可能か？』
古典的なものが好みですが、こうして次を切り拓く芸術にはパワーとユーモアがあります。
行ってよかった。

新しく感じたのは、動画と断りのある作品以外は撮影可能という点。そしてブログなどにも掲載してね...というスタンスです。
（作者と作品名の明記は義務付けられますが）

個人的に惚れたのは入って最初の展示



マックやエルメスなどの紙袋が木に帰る...しかも気の遠くなるようなペーパークラフトテクニックです・これはかわいくて好き！

非常に笑えたのは


普通のCD視聴コーナーのようですがジャケットを近くでみるとすべて手描き！...ということは...と視聴機に向かうとチェンジャーの中のCD表面も手描きです。さらに視聴してみるとクラフトワークの『アウトバーン』は相川さんの生声でのカヴァー( ^ω^)一緒に中のライナーなども手書きで展示されその緻密な作業に圧巻です。大量生産としてのCDの芸術を一点物の手作り作品でカヴァーする( ^ω^)頭が下がります。ぜひ、カーティス・メイフィールドの『スーパーフライ』生声バージョン聴いてみたい！



日常に見られるさまざまなものがオブジェに変わって音とリンクしてドッチャンガッチャン(^ω^)まるでそれぞれが歌っているかのよう...。キュレーターの方が"やんちゃ部屋"と称していましたがまさに楽しい展示。

ほかにも森村泰昌さんの『なにかものへのレクイエム（独裁者を笑え）』の大スクリーン映像など...（現代では巨大なマネーゲームの結果、我々が誰かを搾取する独裁者になりうるというメッセージもスゴイ）たくさん面白い展示があり、あっというまに子供の寝る時間に(^^ゞ

そういえば今回初めてSKYDECKにも出てみました。着くなり「もうすぐ閉めるから先にどうぞ」と勧められ...この高さの解放感は病みつきになるかも...ハマジンさんは無理かも知れません( ^ω^)東京の夜景が日本ではないみたいでした。