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『Enemy Mine』(1985)

2010.07.21

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jedi_enemy_mine_20100720_2.jpg『第五惑星』Enemy Mine(1985)
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
撮影:トニー・イミ
音楽:モーリス・ジャール
特殊メイク:クリス・ウェイラス
出演:デニス・クェイド、ルイス・ゴセット・Jr.

2085年、人類は世界平和を達成。おのずと目的も宇宙開発に注力し、数々の植民地を開発したが、そこには先住権を主張するドラックなる異星人が。こうして対ドラックの戦争が始まった。敵ドラックと空中戦のさなか、未開の星に不時着してしまうダビッジ。そしてその星に墜落したのは彼だけでなく敵対していたドラック。こうして敵と二人だけのサバイバルが始まる。

大好きなSFでまたまた久しぶりに鑑賞。80年代の名作SFです。『ネバーエンディングストーリー』を撮った直後のウォルフガング・ペーターゼンの作品でオプティカル合成さえしていない円谷式のピアノ線吊りミニチュア宇宙船撮影(ほんのワンショットだけであとはちゃんと合成していますが)や大味なセットの雰囲気などなど、その後のCG時代の到来から見るとむしろTV版『宇宙大作戦』や『トワイライト・ゾーン』の趣を強く残す本作。

そんな懐かしいヴィジュアルを覆すかのような直球骨太のストーリーと、半魚人かと見まがうほどの特殊メイクを施しながら実に表情豊かで思わず感情移入してしまうエイリアンを熱演したルイス・ゴセット・jr.の迫真の演技が素晴らしい。

B級?と聞かれれば確かにそうと答えるしかない作品ですが、その力強さは一級品です。未知のものに対する恐怖心と敵対心、相互理解することでえられる素晴らしい信頼関係...普遍的なテーマを異星人と未開の星という舞台に移してみごとに心温まる作品になっています。興味が沸いたら是非( ^ω^)

ググった画像を貼ろうとしていましたが、おもわずパパパッと描いちゃった(^^ゞ

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