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『The Game』(1997)

2010.10.13

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jedi_the_game.jpg『ゲーム』The Game(1997)
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:ジョン・ブランカトーマイケル・フェリス
製作:スティーヴ・ゴリンセアン・チャフィン
製作総指揮:ジョナサン・モストウ

出演:マイケル・ダグラスショーン・ペンデボラ・カーラ・アンガーピーター・ドゥナットジェームズ・レブホーンキャロル・ベイカー

よくできたサスペンス...いろんな良作がありますがサディスティックにもグロテスクにも、はたまたドッキリにも振らずに(そういう意味で非常にセンスがいいと思う)見事に観客を翻弄した作品としてとても印象に残っています。

ILM卒業生でもあるデヴィッド・フィンチャー。よくキャメロンの後を引き受けたなって思う『エイリアン3』で劇場作品監督デヴュー、ラストのどんでん返しに何度見ても後味の悪さを約束する『se7en』を撮った後に見せてくれたのが本作。いったいどんな映画?というと非常に形容しにくいだけに派手なヒットとは言えなかったような...。

それでもわたしのお気に入りです。ひさしぶりに観たくなったので借りてきました。もう13年前になるんだ(^^ゞことし『ソーシャル・ネットワーク』(カスタマー・レクリエーション・サービスCRSじゃなくて残念)の公開も控えているからってこともあるかもしれませんが、観たくなったきっかけは今回もココのクイズに出てきたからでした♪

大富豪だった父を引き継いだ実業家ニコラス・ヴァン・オーテン。父が自殺した48歳の誕生日を迎える日に問題児の弟からCRSというレクリエーション会社の招待状をプレゼントされる。煩雑な手続きに閉口しながらCRSの担当者に聞いてもこの会社が「ゲーム」を提供するという漠然とした答えしか引き出せない。しかしこの日をきっかけに身の回りにはいろいろと不思議な出来事が起き続け、ニコラスの人生が崩壊し始める。なにが現実でなにがゲームなのか?観ているわれわれにもその先は全く読めない仕掛け...。現代版「Scrooge」というの頷けます。

ちょっとした行きずりの人たちも偶然ではないかもしれない...。あとで種明かし的にCRSの従業員として出てきたりするから、繰り返し観ても面白い。脚本が素晴らしい・そしてどこに連れていくかわからない仕掛けを施したフィンチャーの仕事の素晴らしさ...何回観たかな?今のところ、これに勝るセンスの良さと気持ちよくだまされた感覚を超える映画には出合えていないかも!

Comments: 2

ぼくも大好きですよ!
最初のあたりで一人用のバースディケーキのところから掴まれっぱなしです。

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