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『SALT』(2010)

2010.12.02

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jedi_salt_movie.jpg『ソルト』Salt(2010)
監督:フィリップ・ノイス 
脚本:カート・ウィマー
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:アンジョリーナ・ジョリーリーヴ・シュライバーキウェテル・イジョフォー

トム・クルーズが蹴った本作。たしかに彼が主演したらイーサン・ハントとなんら変わらない新鮮味のないものになっていたでしょう...。彼にとっては『ナイト&デイ』の天真爛漫な笑顔とともにアクションをこなす方があたらしいというのは満場一致でしょう。

...で、アンジョリーナ・ジョリーですがララ・クロフト役といい、ホントにタフな人です。スタントもほとんどこなしているんじゃないかな...。

CIA勤務のイヴリン・ソルト。ある日ロシア諜報関係からの亡命者の面談をする。ところが彼は30年前から幼児をスパイに養成する施設を監督しており、近く訪米するロシア大統領暗殺をなんと目の前のソルトが執行すると告げる。当然周囲の同僚たちも事実確認のために彼女を拘束しようとするが、嫌疑を晴らし夫の安否を調べるために逃亡することに。

アンジョリーナ・ジョリーと一緒に謎のまま巻き込まれた...と思ってみていたら、おいてけぼりなのはCIA側とわたしたちだったという二転三転する彼女の素性は存分にストーリーをけん引する力になっていておもしろい...。

ただ、カッコよく編集されたカット割と真実味のある体を張ったアクションは見ごたえありますが、薄っぺらい印象。特に計画もないまま、特殊な専門知識の数々を組み合わせて難局を切り抜け、任務を遂行するさまはスカッとします。...が、なんだろう?まるで手品を見ているようで緊迫感も説得力もない(^^ゞ

大好きなトム・クランシー・ノヴェルの映画化で2度にわたってわたしの期待をおおきく裏切った宿敵フィリップ・ノイスさんのお仕事でした。゚(゚´Д`゚)゚。

でもみんな椅子からずり落ちたろう、ラストの潔い切り方はわたしは好き。

シリーズ化されてCIAの非公式アセットとして今後は活躍、さらに彼女の無敵ぶりに磨きがかかったりすると本作の巻き込まれ劇の面白さも失ってちょっと興ざめかもしれません。

リーヴ・シュライバーはクランシー原作「恐怖の総和」の映画化『トータル・フィアーズ』にてわたしの大好きな特殊工作員クラークを演じた...あの寡黙なプロっぽさが好きだったなー。

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