蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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『The Green Hornet 』(2011)
2011.09.03
『グリーン・ホーネット』The Green Hornet(2011)
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:セス・ローゲン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス、クリストフ・ヴァルツ、トム・ウィルキンソン、デヴィッド・ハーバー、エドワード・ジェームズ・オルモス、エドワード・ファーロング、ジェームズ・フランコ
お客様より意外と面白かったよ^^というおススメでお借りしました。もともとラジオ番組~テレビドラマ化、そしてコミックにもなった人気ヒーローもの。オリジナルTVでは無名時代のブルース・リー先生が出ていたことでファンの間では有名ですよね。
そんな勧善懲悪アクションものを『エターナル・サンシャイン』や『恋愛睡眠のすすめ』、『僕らのミライへ逆回転』(ひどい邦題だ(^^ゞ)などのミシェル・ゴンドリーが撮ったら...というのが非常に興味のあるポイント。なにせ芸風がわたしの大好きな不思議ちゃんですから( ^ω^)
主役の二人がビッグバジェット映画には縁のない二人(もちろん素晴らしい芸歴もあってウマい)で、それが功を奏したのか物語にもすんなり入り込めました。セス・ローゲンなんてブサイクキャラのコメディアンをヒーローにしてしまうんだから親近感わきます^^
華を添えたキャメロン・ディアスはたんに華を添えただけ...今後、グリーン・ホーネット・チームに正式に加わって作戦参謀的役割を果たしながらモテナイヒーロー二人を振り回す活躍が期待されるだけにちょっと残念...悪役のチュドノフスキーを演じたクリストフ・ヴァルツは『イングロリアス・バスターズ』に引き続きキレ具合にも微妙なおかしさを醸し出してくれる名演技を見せてくれて初登場シーンから画面をかっさらいます。特にカメオのジェームス・フランコ(ニュー・ゴブリンor127時間)(セス・ローゲンとは『フリークス学園』の同窓)との掛け合いがハラハラとクスクスがまじりあった絶妙さ。単なるスラップスティックにならない程度にシュールな笑いを忍び込ませるワザはやっぱりミシェル・ゴンドリー印でした。
ほかにもわたしの好きなアダマ艦長(&ガフ@BladeRunner)やミシェル・ゴンドリー作品ではお約束ともいえるトム・ウィルキンソンなどなど見ごたえのある役者さんがたくさん。...そういえば、エドワード・ファーロング(『T2』少年ジョン・コナー)が出てるってどこだ(^^ゞ?
エドワード・ファーロングは一度ボスのところに逃げ帰るも、そのボスに撃ち殺されちゃう役ですよ〜(たしか)、ロンゲで少しぽっちゃりの人。
テレビシリーズのCSI NYでも悪役で出ていましたが、いい味出してるんですよ。
ぼくはジェームス・フランコがすべて持っていった印象でした。インパクトあり過ぎ。