『Cars1+2』 - 蛍雪ジェダイ（森山真司）

『カーズ』　Cars(2006)　Cars2(2010)
監督：ジョン・ラセター

先週発売されましたね。Blu-Rayを予約していたので木曜日に自宅に届きました。...が、公開当時も一作目を観返すことなく劇場に行ってしまい（子供が小さかった頃に散々観た記憶があったので）、サブキャラの細かなエピソードや元ネタの車の知識など、忘れていて残念な思いをしたのを思い出したので、今回は1を観返してから万全で挑もうと2作連続鑑賞。

一作目は過去に傷を持ちながらラジエーター・スプリングスに燻りながらもマックイーンを導く老レーサー役、ハドソン・ホーネットにポール・ニューマンが扮していましたが（この設定自体「ハスラー2」を想わせるキャスティング）、実はこれが遺作となってしまいました。...そんな現実に即して2ではドック・ハドソンは過去のヒト（名車）として祀れていたり...。

チームを信頼する事を学ぶ1に比べ、達観したかのような2でのマックイーンは成長物語として観れた一作目に比べやや見劣りしますが、その分、わき役だったメーターの大活躍で物語をけん引してくれます。カーレースの話だったはずのCarsを2作目にして大胆にもスパイ・アクションものに転換させたその発想にまず脱帽です。

（この調子で行けばあらゆるエンターテインメント作品に化けることができる(^^ゞ）

そうそうエンディングに流れるPurfumeの「POLYRYTHM」...頭から離れません( ＾ω＾)