『Captain America: The First Avenger』（2011） - 蛍雪ジェダイ（森山真司）

『キャプテン・アメリカ』Captain America: The First Avenger（2011）
監督：ジョー・ジョンストン
出演：クリス・エヴァンス、トミー・リー・ジョーンズ、ヒューゴ・ウィーヴィング、ヘイリー・アトウェル、スタンリー・トゥイッチ、サミュエル・L・ジャクソン

マーベルコミック・ヒーローのキャラクター集合巨編、『アヴェンジャーズ』の公開が夏に控えていますが、特にこれらのキャラクターの中で映画を見たことがあるのは『アイアンマン』シリーズのみ...。『インクレディブル・ハルク』は観ましたが、エリック・バナ役はエドワード・ノートンからマーク・ラファロにバトンタッチしちゃっているし...。

マイティ・ソーもこのキャプテン・アメリカも特に原作からの思い入れとかないので、一応予習もしておかないと(^^ゞ

監督のジョー・ジョンストンはSWの特撮班での活躍から知っているだけにわたしにとってファミリーのような人＾＾。アメコミ特有の荒唐無稽ぶりをどれだけ時代設定や背景からそんなことがあってもおかしくないかも？と思わせるか...が最近の腕の見せ所。そんな中、大戦時代のナチのオカルト傾倒などおなじみの状況から敵役にもありそうな背景を持たせていてこれまたなじんだ感じ。

編集やったひと...ジェフリー・フォードとロバート・ダルヴァ（SWで第二班のカメラ担当だったり...）の二人ですが独特ですね。ばっさりシーンをカットするかと思えばモンタージュばりに細かいカットだけで重要なシーンを背景情報として刷り込んでいく感じ、言い方は悪いですが子ども向け的なアクション・ヒーローものにちょっとゲージュツを感じさせる斬新な編集がところどころ観れたのはちょっと嬉しい感じ＾＾

コスチュームやメカの類も40年代の科学とオカルトがまだ渾然としていたセンスが見られて懐かしさ満点＾＾アイアンマンのトニーの父親であるハワード・スタークの若い頃を見せてくれるあたりもシリーズで楽しむヒトを視野に入れたサービスぶり。

こんなマニアを喜ばせる仕掛け...『アヴェンジャーズ』でも存分に期待できそうです☆


『マイティ・ソー』も観ておかないと（そのうち(^^ゞ）