蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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Ghost Protocol(2011)
2012.05.25
Mission: Impossible - Ghost Protocol (2011)
監督:ブラッド・バード
出演:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、ポウラ・パットン、サイモン・ペッグ
これまたシリーズ・ソフトはすべて手元にあるのでスルーできずBlu-Ray購入。
話の筋等々は以前もよそでも多数レヴューされているので割愛して...。
スパイ・アクションとして過去にさまざまな監督を起用してきた本シリーズですが、ここでPixerアニメーションで相当の業績を収めてきた
ブラッド・バード を初の実写映画監督として据えたあたりのトム様の目先のよさというか嗅覚のよさに、ホントにエンターテインメントに求められているものをよくわかっている(マーケティング的勘のよさ)なぁとつくづく感心。
ヴァイオレンス描写や派手な銃撃戦なども抑えたトーンで今までのシリーズ作の中でも断トツにスマート(クリーンな)ミッションといっていいと思う。
それもやはり『ミスター・インクレディブル』でミッドセンチュリーのクールなスパイものの世界観を(それらが目指したものを)抽出してスケール感、リッチ感、スタイリッシュな表現に推し進めて見せてくれたあの
ブラッド・バード だからこそのような(あのノスタルジックな未来感覚が実写で観れないのはちょっと惜しい気もしますが)。
ドンパチの派手さはないけどタノシイ・オモシロイを追求した内容は気軽に観られる(けど、気休めではない本格派)スパイものという往年の地位を再度もたらしてくれたんじゃないでしょうか。大げさな気もしますが007シリーズともちがった家族で観られるワクワク感をもたらしてくれる
ブラッド・バード の手腕にもいちど拍手です。
長編デビューの『アイアン・ジャイアント』からずっとファンで、こうして大きくフィーチャーされるのはとてもうれしかったり^^
また『ミスター・インクレディブル』観たくなりました。
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