ときには夜の公園で 。
2012.12.17
脚本といわれているもの。
その中には、特例のものを除いて、
たいてい、台詞というものが書かれています。
無声劇というものも存在するのですが、
僕が今まで関わってきた作品は、
ト書きがあり、台詞が指示されている。
俳優部、撮影部、美術部、いろんな技術部への指示書が、
台本といわれるものです。
どこで覚えるのか。
端的に発すると、聞いているほうは不快になるような台詞だってあるわけで。
卑猥な言葉も、何度も反復しなければならない時もあるわけで。
端的に発すると、ですけれど。
家に稽古場をかまえる アトリエを持つ ...。
理想です。けれど、
あくまで理想なわけで。
こればかりは、俳優の数だけ方法論があることでしょう。
僕は、これまでは、ですけれど、
車で、反復することが多いです。
おおまかな流れを実際に声にだして、とにかく反復する方法。
夜の公園、なんていうのも、使います。
その季節によって、集中できる時間は変化しますけれど、
大きな公園というのは、けっこう 感じがいい 。
日活ロマンポルノ という映画史的にも人気のある作品群。
ちょうど、今現在進行形で、地方のどこかの映画館で特集上映が掛かっていると思います。
どこで台詞を覚えていたんだろう。