エンジェル・シェアー
2011.12.28
なんだか、まとまり無いですが出張の最終回です。
ここがJohnstons社の本社とファクトリーです。
スコットランドのエルガンという町にあり、近くにスペイリバーというスコッチウイスキーに欠かすことの出来ない河があります。
この水こそがJohnstons社にとっても重要なもので、デリケートなカシミヤの原毛を染色する際に使われています。
今回はJohnstons社の粋な計らいで、スコッチウイスキーの蒸留所ツアーを組んでいただきました。
エルガンの町にある蒸留所で、普段は目にすることが出来ない貴重な体験です。
蒸留釜は銅製で無いと絶対だめだそうで、この釜で蒸留することで原酒が造られます。
その後に樽に詰められ4年間以上倉庫で熟成させていきます。
年数を重ねることでまろやかな口あたりと芳醇な香りに深みが加わります。しかしいっぱいにつめた中身が時間とともに減っていき、年数を重ねるごとに取れる量が減って行くため値段が高くなってしまうそうです。写真上部の空気の層が減ってしまった部分で「エンジェル・シェアー」と呼ばれています。
そう!この倉庫には酔っ払いの天使たちがいっぱいいるのです。でも、エンジェル・シェアーって心地よい響きだな。
なんだかウイスキーを呑んでみたくなっったところで、テイスティング。
4年、12年、16年とテイスティングさせてもらいましたが、基が同じものとは思えない口当たりと香りでなるほどと納得でした。
これからはスコッチウイスキーを呑んでみようかな?
でも質より量をとってしまう私はお会計が・・・・
そろそろ、たしなむ程度にお酒を呑まないとね!
大丈夫か?俺!





