RECORDING, SOUNDS and ENVIRONMENT
オノ セイゲン
空間デザイナー/ミュージシャン
録音エンジニアとして、82年の「坂本龍一/戦場のメリークリスマス」にはじまり、多数のアー ティストのプロジェクトに参加。87年に川久保玲から「洋服が奇麗に見えるような音楽を」という依頼により作曲、制作した『COMME des GARCONS / SEIGEN ONO』ほか多数のアルバムを発表。
Photo by Lieko Shiga
第3章 坂本龍一 x オノ セイゲン 対談
2011.04.08
「なぜ録音するのか?」について、ここでも何回か述べてきた。
音や音楽は、どのようにしたら人の心に伝わるのか、に興味がある方は必読。
坂本龍一が語る
commmons: scholaのこれまで、そしてこれから
第二章 朝日カルチャー公開講座
「音楽」は、人の心を癒したり、ポジティブな力を与えることができる。「音楽」には力がある。それは単なる音ではない。ただし、音を介して「感情を時間軸に織り込んだ」もの、それこそが「音楽」である。携帯電話でうるさく鳴る音ではなく、聞き耳をたてて、引きつけられる音や声、歌、演奏。元気な音楽も奥行きや空間を大切に作り込むことでより伝わりやすくなる。正しい方法でのマスタリングやミキシングが今、より重要なのだ。
ピアニスト、シンガー、サックス奏者、DJ、MC、作曲家、音楽家にはいろいろある。ライブでもレコーディングでも、重要なことは、そこで出ている音楽(=感情!)を、変形させずに、そのままリスナーに届けることである。その歌、音楽が、悲しい歌なのか、明るい歌なのかは、感知しない。著作者(作詞者、作曲者)、ミュージシャンの自由である。サイデラ・マスタリングは、今その音楽を「より伝わる音にしてとどけるサポート」をしている。CDや配信音楽、テレビCMをつくる方は、遠慮なくまずは電話して! TEL. 03-5410-6789 担当:マッシュまで

- - - これは日本が世界に誇れる世界最先端の、聴覚限界にせまるレコーディングフォーマットである。
デジタルなのに限りなくアナログに近い。と言っても「そもそもデジタルって何よ?」という方のために、デジタルとアナログの概念を説明しよう。- - - 人間の聴覚限界にせまる1ビットDSD (後半)
- - - マスターには「間引きされていない、あるがまま」大きいほどよい。大きいデータは小さく圧縮できるが、逆は不可能。ムーアの法則に従い、パソコンの値段とスペックは反比例していくが、CDは1980年頃は画期的なデジタル技術であったが、「そのまますべて記録」とはほど遠いものである。- - -
- - - マスターには「間引きされていない、あるがまま」大きいほどよい。大きいデータは小さく圧縮できるが、逆は不可能。ムーアの法則に従い、パソコンの値段とスペックは反比例していくが、CDは1980年頃は画期的なデジタル技術であったが、「そのまますべて記録」とはほど遠いものである。- - -
You can SEE the sound!/音が見える(前半)
- - - 実は、この変化は音でこそ正確に記録できる。- - -
- - - セザール・カマーロ・マリアーノ(ピアニスト、マルチグラミー受賞プロデューサー、エリス・レジーナの元夫)
さすが世界一流の音楽プロデューサーで「1ビット DSD 5.6MHz」の音の印象について、ほんのちょっとした気配まですべて聴こえる、繊細さ、精密さ、空間再現性まで細かく分析。- - -