2011年秋冬、編集部員が買うモノ買ったモノ。 - page4 - FASHION FEATURE

「なんてことないツールボックスも〈シュプリーム（Supreme）〉のロゴが入るだけで、ググッと物欲を刺激する逸品に様変わり。何に使うのか、という疑問はさしおいて、"ググッ"と来る見た目の存在感が重要なわけです。"悩み抜いて買う"というよりも"衝動的に買う"感じ。毎シーズン、そういったアイテムを所々に必ず挟み込んでくるのが、〈シュプリーム〉の凄さなのかなと。何に使うのか、という意味では先シーズンも〈ザ・ノース・フェイス（THE NORTH FACE）〉とのコラボによる寝袋を購入。たまに眺めてニンマリしています」

「三十路オーバーのパパとなると、さすがに小汚い格好はできない。そのため日々の格好はいたってシンプル。ジーパンにシャツを羽織っておけばいいだろ、的な。考え方としてはだらしない方向に向かっています。ただ、それじゃー、ツマラン、という自覚もあるわけです。そんなときに程良い愛らしさを味付けしてくれるのが〈BAPE®〉のシャツ。派手な装飾があるわけでもなく、過度な主張をするワンポイントも無い。このプレーンなシャツが〈BAPE®〉である。たったそれだけのことが、自分にとっての面白味になったりすることもあるのです」

「立ち上げ当初から見ているブランドの1つが〈"C"〉。Tシャツとトートバック、たまにパーカという潔いラインナップもさることながら、メッセージ性の強いプリントには、毎シーズン驚かされるばかり。なんの脈略もない個人の思考から生まれるプロダクトは、崇高なものとして持ち上げられがちなファッションに対して、アンチテーゼとも取れるユーモアがピリリと効いています。なんて最もらしい文にしてみましたが、そんな堅苦しいものではありません。単純に"笑える"服です。ちなみにココのTシャツのおかげで、コンビニのパートタイムなオバサマたちの笑顔をゲットしました。やった！」