石川顕、鈴木修司の二人が形にした、それぞれの"日本のクラフト"。
INDIVIDUAL OLD CLOTHING STORE
「SCENE」が示す、古着店のあり方。
東京には、原宿や中目黒、高円寺などを中心に多くの古着店が存在する。そういった場所をあえて避けるかのように、今年の7月18日、「SCENE」はオープンした。場所は、古いオフィスビルやマンションが並ぶ渋谷・桜丘町。オーナーは、「go-getter」で最後の店長を務めた伊藤陽介である。インターネットを使って簡単にものや情報が手に入る時代に、なぜ伊藤はあえて古着店を開いたのか。彼と親交のあるスタイリスト檜垣健太郎にも加わってもらい、「SCENE」が誕生した経緯を聞いた。
Photo_Naoya Matsumoto
Edit_Ryo Muramatsu