この春、〈レノマ〉と〈エディフィス〉がタッグを組んだ4型のジャケットが発売された。〈レノマ〉は、1963年に当時23歳だったデザイナーのモーリス・レノマが立ち上げたパリの老舗だ。色鮮やかなスーツや装飾的なシャツなど、革新的とも言える服の数々は、セルジュ・ゲンズブールやジョン・レノンといった名だたる著名人を魅了したことでも知られる。今回は、国内外の幅広いファッションに精通する、スタイリストの池田尚輝さんにジャケットを着てもらい、その魅力を語ってもらった。

Photo_Naoya Matsumoto
Edit_Ryo Muramatsu