“レストモッド”に込めたファクトリーのプライド。
さらに、チーム名のYAMAHA RACING TEAMは、1990年代後半の〈ヤマハ〉ファクトリーチームが使用していたものをリバイバルし、チームロゴも当時のデザインをモチーフに現代的にアップデート。ライダーやチームスタッフが着用するウエアも、1999年のデザインをベースにしているんですって。
そんなレトロなデザインを採用している理由は、設立70周年を記念して“レストモッド”をキーワードにしているから。レストモッドは、レストア(Restored)とモディファイ(Modified)を掛け合わせた造語で、旧車を修復しつつ、現代的にカスタマイズすることを意味します。〈ヤマハ〉の世界に誇る最新技術は、厚みのある歴史があってこそ。レストモッドのデザインから、挑戦を原動力に未来を切り拓いてきた〈ヤマハ〉らしさを感じずにはいられません。マシンからチームウエアまで、レトロ感に現代的なニュアンスが注入されていて、いまのファッション観やトレンドと共鳴しているから応援したくなっちゃいます。

8時間を交代しながら戦うライダーは、ヤマハを代表する世界屈指のトップライダー3名を抜擢。4連覇を成し遂げた際のメンバーであり、「全日本選手権 JSB1000」で何度もチャンピオンに輝いている中須賀克行選手を筆頭に、「ロードレース世界選手権(Moto GP)」に参戦しているジャック・ミラー選手と、「スーパーバイク世界選手権」に参戦するアンドレア・ロカテッリ選手。さまざまな選手権のトップライダーが集結するのも「鈴鹿8耐」の魅力で、鈴鹿サーキットはテクニカルなコースだから日本人選手が強かったりもするそうです。
6年ぶりの「鈴鹿8耐」には中須賀克行選手、ジャック・ミラー選手、アンドレア・ロカテッリ選手の3選手が参戦。選手のレザースーツ、すべてのチームスタッフのピットシャツに加え、ウィーク中はピットガレージも含めてホワイト&レッドでトータルコーディネイトされる光景も見どころです。

〈ヤマハ〉のファンブースでは、レースバイクに跨ることができる体験型展示やライダーのトークショーなどを開催予定。“#がんばれヤマハ8耐”のハッシュタグをつけてXで応援メッセージを送ると、〈ヤマハ〉パドック内に設置予定のデジタルサイネージを通じてライダーへ届きます。応援メッセージを投稿してくれた方の中から抽選で10名様に、中須賀克行選手、ジャック・ミラー選手、アンドレア・ロカテッリ選手のサイン入りオリジナル応援グッズをプレゼント。詳しくはヤマハ8耐キャンペーンサイトをチェックしてください。
レースは11時30分にスタートし、8時間後の19時30分に終わりを告げるチェッカーフラッグが振られます。日が暮れてから訪れるクライマックスのゴールに向かう時間帯は特に印象的。各メーカーのチームカラーのペンライトがグランドスタンドを美しく彩る中を、8時間の過酷なレースを耐え抜いてきたマシンたちがヘッドライトを輝かせて走り抜けるシーンは、その場にいる人しか得られない感動体験。〈ヤマハ〉のイメージカラーはブルーなので、お見逃しのないように!
