FEATURE
LANAと幾田りらの意外な共通点。
Welcome to LANA’s “BACK” ROOM Radio

LANAと幾田りらの意外な共通点。

アーティストのLANAさんがパーソナリティを務めるApple Musicのラジオ番組「LANA’S ROOM Radio」。 毎回さまざまなゲストを迎えるこの番組に、幾田りらさんが登場。ほぼ初めましてにも関わらず、収録ではトークが弾み、音楽から恋愛に至るまで話題に尽きなかったふたり。今回の企画では番組収録後の楽屋にお邪魔し、本編では語られることのなかったふたりの意外な共通点を探っていきます。

  • Photo_Masashi Ura
  • Edit_Tsuji

PROFILE

LANA

神奈川県湘南生まれ。2020年より突如SoundCloudに楽曲をアップロードしはじめ、フレッシュながら圧倒的な歌唱力と10代の等身大な歌詞が話題を呼びチャートを席巻。HIPHOP / R&Bをベースにしながらも、ボーダレスかつジャンルレスな才能を感じさせるメロディーセンスと、一度聴いたら忘れられないハスキーボイスを武器に2022年より本格的に活動を開始。 ラップシーンを超えてJ-POPチャート上位にも定着した特大ヒット「TURN IT UP (feat. Candee & ZOT on the WAVE)」や、「it’s okay」「No.5」といったヒット曲が目白押しの1st AL『20』およびDX版 『20 +』などを直近ではリリース。流麗なボーカルが際立つ新領域のユースアンセムを提示し、LANAが築く新しいDIVA像に期待が集まる。さらに、2023年から開始した主催ライブは、2025年4月1日に20歳でHIP HOP最年少での武道館公演完売という金字塔を打ち立て、次なるアリーナツアーにも注目が寄せられている。

PROFILE

幾田りら

東京都出身、2000年生まれのシンガーソングライター。10代から楽曲制作を始め、2016年に初音源を発表。2019年からはYOASOBIのボーカル「ikura」としても活動し、広く知られるようになる。2023年にはソロ名義でアルバム『Sketch』をリリース。2025年にはアニメ『薬屋のひとりごと』第2期の主題歌「百花繚乱」や、ABEMA「今日、好きになりました。」2025年4月-主題歌「恋風」などを発表している。

小さい頃から唄うのが好きで、それを続けてきたのは一緒。

ーおふたりは「コーチェラ 2024」で同じステージで出演した際に一度会っているそうですが、ちゃんとお話をしたのは今回がはじめてですか?

LANA: そうですね、今回ほぼはじめて話す感じです。でも、とにかく楽しかった!

幾田: 私もおなじです! こんなに楽しくお話ができて、話題も尽きなくて。

ー収録を終えて、お互いの印象に変化はありました?

LANA: りらちゃんは上品でおしとやかなイメージ(笑)。だけど、ライブではお客さんを結構煽ってますよね。

幾田: 「かかってこーい!」ってね(笑)。

LANA: そうそう! それも知ってたから、話してみてあんまり印象は変わらないかも。イメージのままって感じです。

幾田: 私はLANAちゃんのライブ映像をよく見るんですけど、めちゃくちゃ煽ってるのを知ってたから、話してみて口調とかがすごく柔らかくて新発見でした。それがなんだかうれしかったですね。

ー収録中、どんどん打ち解けている感じが伝わってきました。

LANA: 本当にそんな感じで、私もうれしかったですね。

ートークでも話されていましたが、「コーチェラ 2024」でYOASOBIのikuraとして出演された幾田さんがLANAさんに自身のCDを渡したのが出会いのきっかけなんですよね。

幾田: LANAちゃんの音楽が大好きで、あの時期もめちゃくちゃ聴いていたんです。同じステージに出演されるというのを知って、絶対に話しかけようって決めていて。

ーLANAさんのどんなところに惹かれたんですか?

幾田: 本当に声が素晴らしいんですよ。それで気になって聴くようになって。LANAちゃんは当時まだ20歳だったと思うんですけど、すごくエネルギッシュな言葉選びをしていたり、歌声もとにかくパワフルで、なにも恐くないっていうような勢いがあったんです。これまでLANAちゃんが辿ってきた人生を知ると、すごく深みを感じて。深く掘れば掘るほど、どんどん好きになっていきました。はじめて会ったときも、好きっていう気持ちをストレートにお伝えして。

LANA: めちゃくちゃうれしい。私もりらちゃんのライブをコーチェラで見て、曲も聴いてますね。私からしたらもう雲の上の存在だし、声をかけてくれたときも「えっ? 私の音楽聴いてくれてたの?」ってちょっとパニックになりました(笑)。でも、本当にうれしかった。

幾田: えぇ~! なんか、私もうれしい(笑)。

LANA: りらちゃんの書く歌詞が私は好きです。言葉で表現するのが難しいんですけど、すごく感じるものがあるんです。

ーおふたりとも音楽表現のアプローチは違いますが、共通する部分はありそうですか?

LANA: 収録でも話しましたけど、環境かな。小さい頃から唄うのが好きで、ずっとそれを続けてきたというのは一緒だから。だからジャンルが違くても、Feelしているんだと思う。

幾田: ソウルの部分がなんかね、同じというか。

LANA: そうそう!

幾田: だからこそ、今回ほぼ初めましてだったけど、そんな感じが全然しなくて。「HERE」っていう曲を聴いたときに、こんなに赤裸々に自分のいいところも悪いところも音楽で昇華しているのがすごいなって感じて。心を曝け出しているんですよね。唄うときもいい意味でカッコつけすぎてないし、「これがいまの等身大の私なんだ」っていうのを語りかけている感じに心を打たれました。それは私自身も気をつけているというか、飾らない部分もちゃんと出さないといけないと思っていて。パフォーマンスもそうだし、歌詞を書くときもそれは意識しているので、そこはリンクしましたね。

LANA: 私、りらちゃんのライブ観に行きたい。感じたい。

幾田: ぜひぜひ!

ーLANAさんは結構いろんなライブ行くんですか?

LANA: 最近ワンマンで大きいステージにも立つようになって、いろんなものを吸収しに勉強するような感覚で行くようにしています。もともと観に行くタイプではなくて、家で聴くか、もしくはクラブで踊りにいくことはあるんですけど。アーティストのライブをゆっくり観に行くっていうことはしてなかったから、マジで感じたいです。

INFORMATION

LANA's ROOM Radio

apple.co/_LANARadio