
PROFILE
[左から]ぺんちゃん(食品輸入業)、まひな(イラストレーター)、HDK(Broccoli playhair 店主 / チキンハートランニングチーム代表)、しん(Mi Choripan 店主)、tetsu(建築士)
2019年にチーム結成。代々木上原にあるアルゼンチンのソウルフード、チョリパンの専門店「Mi Choripan」や恵比寿にあるヘアサロン「Broccoli
playhair」など、渋谷区を拠点に毎週グループランを開催。箱根外輪山を3周し浅間山をピストンする100マイル セルフチャレンジイベント「H3」を毎年主催する。
Instagram:@chickenheartrt
オープンな姿勢で“強く、かっこよく”。

―まず、チキンハートについて教えてください。
HDK: チームコンセプトは“強く、かっこよく”。速さはもちろん大事ですけど、それがすべてじゃないと思っています。例えば、トレランで100マイルを走ったとき、「お前、強いな」って言われたほうが嬉しいんですよ。諦めずに走り切ったり、走れないくらいに潰れても気力で復活したり、フィジカルとメンタルの強さを大切にしています。

しん: “かっこよく”には、ランニングウエアの着こなしも含まれていて。走るためだけの服じゃなく、走った格好のまま飲みに行けることも意識するようにしています。真剣に向き合うのはランだけじゃない。それがチキンの特徴のひとつです。
―チームに加入するには、どんな条件があるんですか?
HDK: ウエトレ(上原トレイル)って呼んでいる、坂が多い代々木上原を走ってもらいます。「Mi Choripan」からスタートして、1周2kmくらいのコースを6周して1時間以内に戻ってくる。走りきれないひともいるんですけど、入団テストを受けた時点でほぼ合格したようなもの。形だけって言ったら本気で挑んでいるひとに失礼かもしれないけど、なによりもすべてを出し切ることが大事なので。


―「Mi Choripan」と「Broccoli playhair」では、誰でも参加できるグルランを開催していて、活動はオープンですね。
HDK: グルランには、初めて会うひとも結構来てくれるんですよ。そういうひとでもアウェイ感がないようにみんなで話しかけて、チームに惚れさせる練習会にしています。
まひな: 基本的に誰でもウェルカム。チーム外のひとがグルランに来たときの歓迎するチキンの雰囲気が好きです。
tetsu: 交友の輪がどんどん広がっていって楽しいです。ぼくはチキンに加入していなかったら、100マイル(約168.6km)に挑戦することなんて絶対にありませんでした。
―チキンハートには長距離を得意とするメンバーが多いんですか?
HDK: そうですね。チームとして100マイル完走を目標に掲げているわけではないけど、トレイルランをやるからには100マイルに挑戦したいじゃないですか。いつか100マイルを走ってみたいっていうひとが多く集まっています。
