Style2_Tsubasa Aikawa 「ハイクオリティなのに、この価格は無敵」
ドメスティックブランドで経験を積んだのちに、ファッションブランド〈グッドポーザー(GOOD POSER)〉を立ち上げ、デザインからPRまで一貫して手掛ける相川翼さん。ものづくりをする上で培った審美眼を通して、今回のシューズの魅力を語ってもらいました。90年代のヒップホップカルチャーに影響を受けてきたという相川さんならではの着こなしにもご注目を。
ー相川さんが手がける〈グッドポーザー(GOOD POSER)〉というブランドについて教えてください。
相川:90年代のニューヨークのストリートカルチャーをベースに、ムードをつくっています。ただ、ドメスティックブランドの製作に携わった経験もあるので、日本のものづくりにはリスペクトを感じています。だから、ディテールや生地には日本らしさを取り入れていてずっと着られる服を目指して展開しています。
ーなるほど。今日着ているのは〈グッドポーザー〉のアイテムでしょうか?
相川:ハットとベストがそうです。自転車によく乗るから、ポケットがいっぱいついたものを選んでいます。パンツはローファーに合わせてレザーのものを選んでいます。トップスがカジュアルだから、ボトムスとシューズはブラックのレザーで締めました。
ーとてもなじんでいますね。〈ハルタ〉のシューズを初めて履きましたか?
相川:実は、昔も愛用していました。ぼくが16歳くらいの頃だったかな。たまたま街を歩いていたかっこいいお兄さんが履いていたのを見て、思わず「そのローファーどこのですか?」って話しかけてしまったんです。そしたら、無愛想だったけど「〈ハルタ〉。」ってただひとこと答えてくれて。その足ですぐに買いに行ったのを覚えています。
ー奇跡的な出会いですね。その方はどんな着こなしで履いていたのでしょうか?
相川:たしか、スエットパンツにローファーを合わせていましたね。ぼくもそのスタイルがすごく好きです。あとはハーフパンツに合わせるのもいいなと思います。
ー幅広いスタイルに合うのもこのローファーの魅力ですよね。久しぶりに履いてみていかがでしたか?
相川:ハイクオリティなのに、この価格で抑えられるっていうのは無敵だなと思います。ぼくがつくるのはカジュアルウェアなので、いいものをどれだけ手頃な価格で提供できるかってのを常に考えているんです。だから〈ハルタ〉の企業努力を本当に尊敬しています。