2_村田裕平
品の良さと脱力感の共存。
〈ワコマリア×ドーメル〉のセットアップ、ニットポロ、〈ヴァンズ〉のシューズ
PROFILE
滋賀県出身。音楽をはじめ、アートや映画などのカルチャーをウエアに反映する〈ワコマリア〉でプレスを担当する。釣り、バイク、ゴルフにDJと多趣味でも知られる。
Instagram:@yuhei_murata
「普段に近いというか…、いい意味で〈ワコマリア〉っぽさを抑えることを意識してみました」
開口一番、そのように話してくれた村田さんですが、〈ワコマリア〉でプレスを務める村田さんが着ると、もうそれにしか見えないというのが正直なところ…。その発言の裏に隠された意図を聞いてみることに。
「イメージがあるかもしれませんが、うちのはもっと派手なスーツが多いんです。カラフルだったり、柄が入っていたり。今回はそういうのではなく、シンプルで着やすいものを選んでみました。よく見るとヘリンボーン柄ってのが洒落てるんですよね」
〈ドーメル〉という1800年代創業の老舗メーカーの生地を使っていて、そのなかでもラグジュアリーな「アマデウス」を採用していると教えてくれた村田さん。その特徴についてこのように続けてくれました。
デスクワークをし、店頭で接客をし、そのままパーティにもいけるコーディネート。インナーや足元はあえてカジュアルダウンさせ、動きやすさと抜け感をプラス。
「国内のものにはない、独特で気品のある光沢感があるんです。これはオールシーズン着られる生地感というところも魅力ですね。少し前まではタイドアップでガチガチにキメる、みたいなこともしていましたけど、最近はカジュアルに着崩すのが世間の流行とも合っているのかなと。今日のように柄物のポロでもいいですし、シンプルな白TでもOK。派手にしたければアロハを合わせることもありますけどね」
仕事柄、“見られ方”も意識するという村田さん。セットアップを着ると気持ちがピシっとする反面、心掛けていることもあるそうです。
「決まり過ぎないようにしています。どこかにちょっと抜け感をプラスするというか。今日だったらインナーもそうですけど、足元もあえてスニーカーにしています。あくまでひとと接する仕事なので、TPOに合わせて固くなり過ぎないいい塩梅の脱力感は大事にしていますね」
アクセサリーもスタイリングにおいて欠かせないポイントだという村田さん。左手の人差し指には〈ワコマリア〉のヌードリング、右手の小指には〈カルティエ〉のトリニティリングが光る。