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FEATURE|417 ÈDIFICEの“いま”を表すブランド5選。

417 ÈDIFICEの“いま”を表すブランド5選。

Featured Brands 5.

417 ÈDIFICEの“いま”を表すブランド5選。

アップカミングなブランドをいち早くフォローしつつも、その一方で欠かすことのできないスタンダードなブランドや、オリジナルウェアを展開するなど、先見の明と幅広い視野を持つ「417エディフィス(417 ÈDIFICE)」。いまのトレンドや空気感を的確に捉えた、ハイセンスなアイテムばかりを扱うセレクト力は多くの服好きを魅了している。ラインナップの構築に大きく関わるバイヤーの山口隆亮さんから、現代を象徴する5つのブランドをピックアップしてもらった。

  • Photo_Yohei Miyamoto(Model)、Yasuhisa Takenouchi(Item)
  • Styling_Akio Yamakawa(euphoria FACTORY)
  • Hair & Make_Mikio Aizawa
  • Text_Naoto Matsumura
  • Edit_Ryotaro Miyazaki
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今期のテーマは“SHAKE TRAD”。

多種多様なブランドのアイテムをセレクトする2019SSの「417エディフィス」は、“トラッドでどう遊ぶか”をテーマに掲げている。キーカラーをベージュとし、セットアップ、ヘリテージ、クレイジーパターンなどを取り入れたコーディネートを展開。トラディショナルなアイテムとトレンドを巧みに掛け合わせたスタイルは、しっかりとトレンドの本質を突いている。

世界観を新たにした417エディフィス

「417エディフィス」は昨秋に渋谷店の店舗を増床し、取り扱いブランドも増やしてアップデートを図った。また、ポップアップイベントを行うスペースも確保。さらに、古着の名店「ダメージドーン(DAMAGEDONE)」や、新進気鋭のブランド〈ダイリク(DAIRIKU)〉などと積極的にポップアップイベントを行い、更に幅広い世界観が楽しめるようにった。そんな「417エディフィス」を形成するホットなアイテムをご紹介。

1.DAIRIKU

2018SSシーズンより本格始動したばかりの〈ダイリク〉は、ファッションの専門学校を卒業した奈良出身の岡本大陸さんが手掛けるブランド。デザイナーは今年で25歳と年齢こそ若手ではあるが、アジアのファッションショーでグランプリを獲得し、ニューヨークのファッションウィークでコレクションを発表するなど、確固たる地位を築き始めている。バイヤーの山口さんもアイテムを見て一目惚れしたというだけに「417エディフィス」では昨夏に渋谷、神戸でポップアップイベントを開催した経緯もある。

DAIRIKU fishing shirts ¥30,000+TAX

山口クラシックマインドを持つブランドながら、どのアイテムも現代への落とし込み方が絶妙なんです。ちなみにこのシャツはブランドの定番モデルをオンブレ仕様にアレンジした別注もの。古いフィッシングシャツのディテールが主軸にあるから、胸元のメッセージラベルがマジックテープになっていて釣り竿を挟めるユニークさもあります。さらにはつくり手が古い洋画好きということもあり、アメリカンクラシックカーのオリジナル刺繍を背面に施した特別感も。3月8日(金)からは渋谷店と神戸店でポップアップイベントを開催予定です。

2.SUGARHILL

若手デザイナーといえば、ニューヨーク・シュガーヒルへの留学経験を持つ林陸也さんが手掛ける〈シュガーヒル〉も見過ごせない。〈ランドロード(LANDLORD)〉や〈ファセッタズム(FACETASM)〉でインターンをしていた現在23歳のデザイナーがつくるウェアは、バイヤーの山口さんが「すべてにおいてすごいクオリティ」と太鼓判を押すほど。コレクションには、言わずもがなニューヨークらしさ溢れるものが並び、ヴィンテージからインスパイアされたマニアックなアイテムも多い。

SUGARHILL shirts jacket ¥55,000+TAX

山口アメリカンなテイストや、ヴィンテージ調を取り入れたブランドは数多くありますが、造詣の深さや縫製の細かさが他とは一線を画しています。このシャツジャケットも60~70年代の貴重なヴィンテージと見間違えるほどの出来栄えで、サイジングなどの見えないところにいまっぽさを加味しているミックス感が絶妙です。ニューヨークで学び、しっかりと実績を積んできているからこそ、そのモノづくりは本物。それは細部に目を向けてくれたらすぐにわかるはず。

3.WOOLRICH

1830年から続く、アメリカの老舗アウトドアブランド〈ウールリッチ〉。1972年に発売されたアークティックパーカを筆頭に、古き良きアメリカンウェアとして広いシェアを誇っていたが、2017年にウールリッチジャパンが設立。そこに、山口さんとアウトドア仲間である方が方がデザイナーとして加入。従来のクラシックなアイテムは元より日本企画のものにいま、大きな注目が集まっている。

WOOL RICH sleeping shirts ¥12,000+TAX

山口実は、このウールリッチのデザインを担当している方は、ぼくが絶大な信頼を寄せています。昔から良い意味で変な着眼点を持っていた人でした(笑)。このシャツも、スリーピングシャツなのにアノラックだから現代的。一枚で様になるアノラックの利点をしっかりと理解していて、デザイン性も非常に高い。しかもシアサッカーをボディに使用しているのもさすがの一言。贅沢なルームウェアとしても使えるし、吸湿性と速乾性を兼ね備えているからどんなシーンにも重宝するのが魅力じゃないかと思いますね。

4.NEEDLES

渋谷の老舗セレクトショップ「ネペンテス」の創業者である清水慶三さんがデザインを手掛けるブランド〈ニードルズ〉。山口さんも先代のバイヤーも大の「ネペンテス」好きで、ブレないモノづくりの信念に魅了されているというから「417エディフィス」での取り扱いも長い。そんな「ネペンテス」は今年で設立30周年。先日、ロンドンに待望の旗艦店がオープンするなど、現代のファッションシーンに欠かせない存在である。

NEEDLES fringe cowboy shirts ¥29,000+TAX

山口最近は外国人が〈ニードルズ〉すごい! ってフォローし始めた影響もあり、逆輸入的に日本で火がついている印象のブランド。それこそジャージは大ヒットしていますが、これって実はずっと前から作り続けてきたアイテムなんです。本当に芯がブレていません。ウエスタン調のデザインもずっと作ってきたから、このウエスタンシャツもジャージ素材で作られているけど全然奇をてらった感じもありません。

5.WELLDER

元〈ネーム(Name.)〉のデザイナー、清水則之さんが昨年設立した新鋭ブランド。運営を〈キャプテンサンシャイン(KAPTAIN SUNSHINE)〉や〈オーラリー(AURALEE)〉を展開する「クリップクロップ」が行っている。そのバックグラウンドが生地問屋であることから、すべての素材を糸の段階からオリジナルで作り上げ、生地に対して並々ならぬこだわりを持つ。天然素材で、かつ比較的万人に支持されるオーセンティックなアイテムを揃えていることも人気の秘訣。

WELLDER shirts jacket ¥30,000+TAX

山口5つのブランドすべてに言えることなんですが、他では簡単に真似できさそうなところにグッとくるんです。〈ウェルダー〉においては本当に生地にこだわっている。ヴィンテージのデニムジャケットのファーストモデルをベースに、ウールで製作しているんですが、コットンのような肌触りで、すごくよく伸びるからぜひ手に取って体感してもらいたいです。トレンドもうまくプラスされているから、どの角度からみてもポテンシャルが高いんです。

INFORMATION

417 ÉDIFICE 渋谷

住所:東京都渋谷区神南1-15-5 神南プラザビル1F
電話:03-5456-6971
four-one-seven.jp

TAG
#417 EDIFICE
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