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FEATURE
ついに日本上陸を果たした「Sneakersnstuff」が世界中のスニーカー好きから支持されるワケ。
Sneaker Journal vol.8

ついに日本上陸を果たした「Sneakersnstuff」が世界中のスニーカー好きから支持されるワケ。

スニーカーにまつわるさまざまな事象を取り上げ、フイナム的な視点で掘り下げていく連載企画『Sneaker Journal』。今回は、昨年末に日本上陸を果たしたストックホルム発のスニーカーショップ「Sneakersnstuff(SNS)」を率いるエリック・ファーガリンドとペーター・ヨンソンにインタビュー。同ショップはすでに世界の主要都市に店舗を構えていますが、なぜいまこのタイミングで東京に店舗をオープンしたのか? オンラインでスニーカーを買うのが当たり前になったいま、実店舗を持つ意味とは? 来日中の彼らに根掘り葉掘り聞いてみました。

  • Photo_Shin Hamada
  • Interview & Text_Issey Enomoto
  • Edit_Hiroshi Yamamoto

圧巻の内装。足を運びたくなる仕掛けがいっぱい。

ー 「SNS」は内装にとことんこだわっていますよね。オンラインでスニーカーを買うのが当たり前になったいま、実店舗を持つ意味をどのように考えていますか?

凝りに凝った内装は圧巻。什器はすべてこのショップのために特別に制作した一点物。
眺めているだけでワクワクするものばかりだ。

店内にはプリクラも!? 他にも遊び心あふれる仕掛けが満載だ。
ネタバレになるので詳細はヒミツ。ぜひ実際に足を運んで自身で体験してほしい。

エリック:「SNS」がスタートした当初の売り上げは、オンラインと実店舗が半々くらいでした。でも、いまでは80%以上をオンラインが占めています。そのことをわかったうえで、あえて実店舗を構えるのは、自分たちのコンセプトをよりリアルに表現したいから。そして、来てくれたお客さんに特別な体験をしてもらいたいからです。限定のスニーカーをただ並べて売るだけのようなことは、私たちはしたくありません。

ー 内装や商品構成は都市によって変えていますか?

ペーター:はい、変えています。お店によっては、併設のバーでお酒を飲めたり、コーヒーを飲みながらゆっくりできたり。もちろん「SNS TOKYO」に関しても、内装はここだけのためにつくった特別なものですし、商品構成も他の都市とはまったく違います。

エリック:私たちは常に誰に対してもオープンなスタンスです。変な敷居を設けたくはありませんから。ハイプなスニーカー好きだけでなく、ベビーカーを押すママが来ても、もちろんOK。スニーカーが好きなすべての人に、ぜひお店に足を運んでもらいたい。そして、ここでしかできない体験を楽しんでほしいですね。

バックヤードのストックルームは、なんと外から丸見え。
そんなところからも「SNS」のオープンな姿勢がうかがえる。

目指しているのはスニーカーを通じた“世界征服”!?

ー 「SNS」の今後のヴィジョンを教えてもらえますか?

エリック:私たちが目指しているのは、控えめに言って、スニーカーを通じた“世界征服”です。もちろんそれはすぐに実現できることではありません。その土地のカルチャーをリスペクトしながら、じっくり時間をかけて進めていきたいと思います。

ー 最後に、愚問かもしれませんが、ふたりはいまでもスニーカーが好きですか?

ペーター:はい、もちろんです。

エリック:これまでも、これからも、私たちにとってはスニーカーがすべてです。

INFORMATION

SNS TOKYO

住所:東京都渋谷区代官山町13-1
ログロード代官山2号棟、
(2号棟はSNSカフェとして3月末にオープン予定)、3号棟、4号棟3号棟、4号棟
電話:03-6868-8801
www.sneakersnstuff.com

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