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FEATURE | TIE UP
古さと新しさのいいトコ取り。コンバースの最新モデルを人気スタイリストが語る、履く。
Old meets New.

古さと新しさのいいトコ取り。
コンバースの最新モデルを人気スタイリストが語る、履く。

誰しもが一度は足を通したことがある〈コンバース〉のスニーカー。スタンダードな存在としてその地位を確固たるものにしているけれど、その実ディテールに改良を加えることでシーズンを追うごとに進歩しているのです。見た目はクラシックながら履きやすさにもこだわった最新の3モデルを、スタイリストの梶雄太さん、小林新さん、片貝俊さんの3名に履いてもらいました。

  • Photo_Ryuta Seki (Yuta Kaji、Arata Kobayashi)
  • Kazunobu Yamada (Shun Katakai)
  • Text_Kenichiro Tatewaki
  • Edit_Yosuke Ishii

CASE 02_ARATA KOBAYASHI × 
JACK PURCELL SUEDE SLIP-ON RH

大人の男性にこそ履いてほしい。

ー 小林さんのこれまでの〈コンバース〉遍歴を教えてください。

はじめて買ったのは小学生の頃。いままで何十足と履いてきましたが、特にアシスタントの頃は毎日履いていましたね。一年に一足のペースで。たしか「ロストヒルズ」がメイドインUSAのオールスターを7、8,000円で売っていたとき。最初はピンクのハイカットと黄緑のローカットの「オールスター」を履いてて、3年目になったときに師匠が〈N.ハリウッド〉と〈コンバース アディクト〉のコラボレーションモデルの黒い「オールスター」を買ってくれて、師匠と妹弟子の3人で同じスニーカーを履いていたことを覚えています。

ー 〈コンバース〉のなかで特にお気に入りのモデルは?

「オールスター」もそうですし、藤原ヒロシさんや村上淳さんの影響で高校生のときに履いていた「ジャックパーセル」にも思い入れがあります。

ー 「ジャックパーセル」に対してはどんなイメージをお持ちですか?

「ジャックパーセル」は感度が高い人が履いているイメージでしたね。みんなは「オールスター」を履いているけど、俺は「ジャックパーセル」だぜ、みたいな(笑)。古着のジーパンと合わせて履くのが人と違ってかっこよくて、当時履いていました。

ー 今作はスリップオンにアレンジされているのはもちろん、ディテールにも改良が加えられています。

インソールがすごいですね! 昔、あえて大きめの「オールスター」を買ってインソールを入れて履くのが流行ってたことを思い出します(笑)。あとは素材がいいですよね。40代になって、あまりにもストレートすぎるスニーカーはぼくのスタイルだと難しいと感じることがあるんです。でも、スエードで大人っぽい面をしたものはすごく新鮮というか。毛足も短くて上品な感じだし、大人の男性にこそ履いてほしい一足ですね。

ドレスシャツを使ったキレイめな
スタイルを、足元でハズす。

もともと〈コンバース〉の靴ってキレイめなスタイルにも合わせやすいから、例えばセットアップにはすんなりハマると思います。全身カジュアルなのもひとつの形としてはありなんですけど、少しマッチしすぎる気もする。ぼくなら、普段ジーパンや軍パンを履いていることが多いから、上に〈シャルべ〉のドレスシャツを合わせることで少しだけ品のあるスタイルにまとめたいかな。

シャープに生まれ変わった、
大人のためのジャックパーセル。

JACK PURCELL SUEDE SLIP-ON RH ¥11,000+TAX

「ジャックパーセル」を、着脱しやすいスリップオンタイプにアレンジ。アッパーにはネイビーのスエード素材を採用し、軽量性、安定性、反発性、通気性を向上させた多重構造のオリジナルカップインソール「REACT HD」を搭載。

DETAILS

「ジャックパーセル」の象徴であるトゥキャップを無くすことで、洗練された印象に。
それによりスマイルの位置も低めに設定されていて、いつもより主張も抑えめ。

深いネイビーカラーときめ細やかなスエード素材が、全体に品を添えてくれる。
履き口の両サイドにはエラスティックが配されているため、着脱も楽々。

軽量かつ高反発のコンバースオリジナルの高機能カップインソール「REACT HD」が搭載されているのも特徴。
実際に着用した小林新さんも驚いていたほど、快適な歩行をアシストしてくれる。

Jack Purcellの文字の下に入る模様が、通称“青ひげ”。
往年のマニアにはたまらないこのディテールも、しっかりと踏襲されている。

PROFILE

小林 新
スタイリスト

1978年生まれ、神奈川県出身。2006年に独立。雑誌、俳優、広告のスタイリングを中心に手がけ男女問わず多くの人々からの支持を得ている。近年は静物撮影の分野でも積極的に活動中。

INFORMATION

コンバースインフォメーションセンター

電話:0120-819-217
converse.co.jp

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