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古さと新しさのいいトコ取り。コンバースの最新モデルを人気スタイリストが語る、履く。
Old meets New.

古さと新しさのいいトコ取り。
コンバースの最新モデルを人気スタイリストが語る、履く。

誰しもが一度は足を通したことがある〈コンバース〉のスニーカー。スタンダードな存在としてその地位を確固たるものにしているけれど、その実ディテールに改良を加えることでシーズンを追うごとに進歩しているのです。見た目はクラシックながら履きやすさにもこだわった最新の3モデルを、スタイリストの梶雄太さん、小林新さん、片貝俊さんの3名に履いてもらいました。

  • Photo_Ryuta Seki (Yuta Kaji、Arata Kobayashi)
  • Kazunobu Yamada (Shun Katakai)
  • Text_Kenichiro Tatewaki
  • Edit_Yosuke Ishii

CASE 01_YUTA KAJI × 
ALL STAR US COLORS HI / OX

固まったイメージが無いことがオールスターの魅力。

ー 梶さんのこれまでの〈コンバース〉遍歴を教えてください。

高校1年生のときに買った黒い「オールスター」のハイカットが、最初の一足。いちばん履いていたのはスリップオンタイプの「ワンスター」ですね。19歳くらいだったと思うんですけど、当時履いてる人が全然いなかったし、簡単に履けるのがよくて。

ー 普段スニーカーを選ぶときのマイルールは何かありますか?

服の邪魔にならず、あまり主張しないもの。だから、ここ20年くらいは黒のローテクスニーカーを常に履いています。

ー そういう意味では、〈コンバース〉、特に「オールスター」は梶さんの好みとも合いそうですね。

「あのカルチャーっぽい」「誰々が履いてた」という固まったイメージが無いことが逆にいいんですよね。個人的にもちょうど「オールスター」を履きたいと思ってるタイミングでした。というのも、いま〈サンセ サンセ〉というブランドをディレクションしていて、その2020SSシーズンのルックで「オールスター」をたくさん使わせてもらったんですよ。あまりカテゴライズされている人物像にはしたくなかったし、誰から見ても、受け取り方も自由であってほしかった。そこにちょうど「オールスター」が効いていたような気がするんです。

ー どんなコーディネートに合わせるのがおすすめですか?

いまだったら太いスウェットパンツに合わせてもおもしろいかもしれないですね。あと余計な話かもしれないんですけど、個人的に「オールスター」の履き方でひとつ好きなやつがあって。女の子でスニーカーを履き慣れてない人が、何を買っていいのかわからなくてとりあえず「オールスター」を履いてる感じわかります? あの板についてない感じがすごい好きなんですよ。メンズのなかでは、〈コンバース〉って履きこなしてなきゃいけない風潮があるけど、あの初々しいのがよくて! あれをいつかぼくなりに消化して表現してみたいんです。

オールスター初心者を自負する、ストレートな着こなし。

春だから、とりあえず明るい色で。何にでも合うから正反対のものを合わせてもいいんですけど、ぼくは「オールスター」初心者の気持ちでいるから、ストレートのスタンダードなデニムを選んで、さらっと履ければいいのかなと思います。本当はさっきの女の子の話のように、見た人に「こいつ似合ってねーな」って思われるようなスタイルで履きたいんですけど(笑)。

見た目はクラシック、
機能性は現代的なオールスター。

ALL STAR US COLORS HI / OX 各¥7,000+TAX

“U.S. ORIGINATOR”スペックを搭載したオールスターのカラーアレンジモデル。洗い加工を施したキャンバス素材をアッパーに採用し、クラシックなエイジドホワイトと色褪せたようなエボニーブラック、深みのあるヴィオラパープルの3カラーで展開されます。

DETAILS

シューズ内側につくアンクルパッチ。
星マークの色が鮮やかになっていることに加え、パッチの頂点には、上下を示す目印であるノッチがつく。

トゥキャップをはじめとするラバーパーツはすべて光沢のある仕様に。
履き込んで擦れることで光沢感が増すヴィンテージのディテールを再現している。

アッパーのキャンバスには、かすかに色褪せた風合いを感じさせるべく洗い加工が施されている。
また、コットン100%のシューレースを使うなど、随所に細かいこだわりが。

ヒールラベルには、コンバースの原点とも言える古き良きアメリカのヴィンテージテイストを追求したシリーズである
”U.S. ORIGINATOR”の印字が入る。

PROFILE

梶 雄太
スタイリスト

1998年よりスタイリストとして活動開始。ファッション誌、テレビの他に広告、映画など活動の場を広げている。俳優、女優をはじめ、性別・世代を越え、オリジナリティ溢れるスタイリングはファッション界、音楽界からも絶大なる支持を受けている。

INFORMATION

コンバースインフォメーションセンター

電話:0120-819-217
converse.co.jp

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