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俳優・町田啓太が表現するラグジュアリーとスポーツの融合。
COACH × CHAMPION

俳優・町田啓太が表現する
ラグジュアリーとスポーツの融合。

美しく滑らかなレザーと、スポーティなウェア。一見すると相入れないふたつの要素が組み合わさったとき、一体どんなアイテムが生まれるのか? その答えを〈コーチ(COACH)〉と〈チャンピオン(CHAMPION)〉が教えてくれました。今回実現した両者による組み合わせは、ラグジュアリーとスポーツがナチュラルに溶け合い、日常におけるファッションの新しい可能性を示しています。これを着るのは俳優・町田啓太。丁寧に役と向き合う彼が、今回のコレクションの世界観を余すことなく表現します。

  • Photo_Jun Okada(BE NATURAL)
  • Styling_Yu Sugiura
  • Hair_Kohey
  • Make up_Yuta Sugiyama
  • Model_Keita Machida, Mia Kitora
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Ryo Muramatsu

Interview with Keita Machida 代わりがきかない役者になりたい。

ー 町田さんは普段どのようにファッションを楽しんでいますか?

町田: ぼくはラクな格好が好きで、服を選ぶときは素直に自分が着たいものを選んでます。あとはワンシーズンで終わらず、長く着られるというのもポイントにしてますね。

ー ファッションの情報はどこで得てますか?

町田: 今日のような撮影でスタイリストさんに教えてもらうことが多いです。ファッションのプロフェッショナルですし、自分に似合うものを的確に選んでくれるというか。

ー あまりトレンドなどは意識されないんですね。

町田: そうですね、あまり意識してません。本当に自分に似合うものを着たいという気持ちが大きいですね。昔はその日の予定や、行く場所によって服を選んでいました。「今日はここへ行くから、これを着よう」とか、そういった感じでTPOを意識していたんです。でも最近は自分のために服を選ぶようにしていて、自分のありたい姿を考えたり、テンションを上げたり、ハッピーでいるために選んでいるかもしれません。ファッションって自己表現のひとつの方法だと思うんです。だから場所やシーンに拠らずに、もっと自由に選ぶことが大事だと考えていますね。

ー 今回、〈コーチ〉と〈チャンピオン〉のコラボアイテムの撮影でした。着てみていかがでしたか?

町田: すごく着やすいというのが率直な感想です。もともとぼくはダンスをしていたんですけど、その当時から〈チャンピオン〉のアイテムを着ていて、自分にとって馴染み深い服だなと思いました。だけど〈コーチ〉のラグジュアリーな要素も上手にミックスされていて、新鮮さも感じましたね。二つのブランドの魅力がぎっしり詰まった服だと思います。

ー 新しい発見があったということですね。

町田: そうですね。〈コーチ〉はいままで手に取ることはなかったんですけど、着やすくて、かっこいいブランドだなって。

それと今回のコレクションは、いろんなシーンで着ていけそうだなと思いました。これを着て家でくつろぐこともできるし、そのまま家の近所も散歩できる。〈コーチ〉のラグジュアリーさもあるので、おしゃれをして街へ出かけたいときも着られますよね。リラックスできるし、おしゃれもできるという意味では、すごくいまの時代に合った服だなと思います。

ー こうしたファッションの撮影は、普段、役者としてカメラの前に立つときと気持ちに差は生まれますか?

町田: ぼくのフィールドはやっぱり役者の世界なので、ファッションはすごく緊張しますね(笑)。でも、スタイリストさんも、カメラマンさんも、ヘアメイクさんも、みんなファッションのプロですし、そういった方々と一緒に現場で撮影することで、役者の自分とは違う一面を引き出してくれます。自分自身のことを豊かにしてくれるありがたい場所だと思っています。

ー 役者の仕事をしていると、役によってたくさんの衣装を着ることになりますよね。衣装を着ることで、その役のスイッチが入ることはありますか?

町田: 衣装はスイッチを入れるための、ひとつの要素ではあります。服は見た目の印象を司る大事なファクターなので、役に合ってないとダメですし、衣装によって新たな発見が生まれていい演技ができるということもありますね。

ー 役作りはどうのようにしているんですか?

町田: いろいろなやり方があるんですけど、ぼくは撮影前にひたすら考えてイメージを膨らませています。台本を何度も繰り返し読んで、キャラクターを分析してから現場へ行きますね。

ー じっくり自分に馴染ませるんですね。

町田: それができればいいんですけど、時間が取れないときもあるので、そういうときは時間がないなりに自分のベストを尽くした上で、挑戦するような気持ちで撮影に臨んでます。

ー 最近、Netflixのドラマ『今際の国のアリス』に出演されていましたね。そこで演じた苅部大吉は、普段の町田さんのイメージとはまったく正反対のキャラクターで、そうした振り幅の大きさは役作りの賜物なのかなと思うんですが、ご自身ではどう思っていますか?

町田: あの作品はすごく大変だったんですよ。カルベのような役は過去にも演じたことがあったんですけど、乱暴な言葉遣いや立ち振る舞いをするのが難しくて、自分に馴染ませる必要があったんです。自分なりに役のことを一生懸命考えて、カルベのような荒々しい心持ちって日頃のストレスからくるパワーなのかなと思うようになりました。怒りや憤りの気持ちを自分の心の中から探して、撮影でそれを出すように意識していましたね。でも、かなり手こずりましたけど(笑)。

ー 一方で今年2月からは新しいドラマ『西荻窪 三ツ星洋酒堂』がスタートします。そこで演じる雨宮涼一朗は、温厚な性格で物腰が優しい好青年で、どこかミステリアスな雰囲気も兼ね備えたキャラクターです。

町田: 原作のある作品なので、キャラクターのイメージを壊さないようにできたらいいですね。とはいえ、原作もまだスタートしたばかりなんですよ。この先も物語が広がっていくという意味では、難しさも感じます。

ー そうした狭間の中で役をどう演じるかという部分にも注目したいですね。

町田: ぜひ見てもらいたいです。原作のファンはもちろん、知らない人も楽しめるドラマにしたいと思っています。監督や現場のスタッフさんたちときちんとコミュニケーションを取りながら、いい作品にするのでご期待ください!

ー 2010年に舞台『ろくでなしBLUES』で役者としてデビューしてから丸10年が経ちました。この10年を振り返って、自分の成長や変化を感じることはありますか?

町田: 年を取ったなと思いますね(笑)。当時とは食べ物の好みも変わったし、やっぱりずっと同じではないんだなとつくづく感じるんです。でも、10年前には理解できなかったことが、いまでは理解して自分の糧になっていることもたくさんあります。そういう意味では成長も感じるし、若い頃の勢いは失わずに、これからもがんばりたいですね。

ー ちなみに町田さんが理想とする役者像は、どういった役者さんですか?

町田: 理想の役者さんについてよく聞かれることがあるんですけど、世の中にまったく同じ人間がいないように、同じ役者さんっていないんですよね。それぞれ魅力を持っていて、それを武器に戦っている。だからぼくも、そうした自分にしかない魅力を磨いて、代わりがきかない役者になりたいです。それって最強だと思うんですよ。「この人が出てるからおもしろそう」って、見てくれる人が思ってくれたらいいですよね。

ー 最後に、今後の目標を教えてください。

町田: こういう作品に出たいとか、こういう役をやりたいとか、この人と一緒に仕事がしたいとか、目標はたくさんあります。そうした目標を一つひとつ叶えていきたいです。そうしながら自分の演技を見てくれた人に、なにかポジティブなエネルギーを感じ取ってもらえるようにがんばっていきたいです。

INFORMATION

コーチ・カスタマーサービス・ジャパン

電話:0120-556-750
オフィシャルサイト

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