野沢温泉、実はそれほど遠くないんです。
まずは野沢温泉へのアクセスについて。今回は公共交通機関を利用しました。北陸新幹線で東京駅から飯山駅へ行き、そこから野沢温泉ライナーと呼ばれる直通バスで現地へ。所要時間は新幹線が約1時間50分、直通バスが約25分。東京から遠いイメージを抱いている人もいるかもしれませんが、実はそれほど遠くないんですよ、野沢温泉って。

そんなこんなで野沢温泉に到着。今回のメンバーはこちらの3名。左から、フイナム副編集長の山本博史、アーティストのフランキー・スィーヒさん、ライターの榎本一生。
フランキーさんは子どもの頃からスキーを嗜んでいて、かなりの腕前らしく、今回お声掛けさせてもらいました。これまでカナダのウィスラーを含め国内外の様々なスキー場を訪れたことがあるそうですが、野沢温泉に来たのは今回が初めてとのこと。

この日の天候は快晴。野沢温泉一帯は気持ちの良い青空が広がっていました。前日までは雪が降り続いていたようなので、ゲレンデはグッドコンディション間違いなし。期待に胸を膨らませつつ、バス停から徒歩でスキー場へ向かいます。
サロモンステーションで最新ギアをレンタル!
野沢温泉スキー場に到着後、フルリニューアルを遂げたばかりの「長坂センターハウス」へ。ゲレンデの玄関口であるこの建物には、インフォメーションカウンターのほか、待ち合わせ・休憩スペース、荷物預所、ロッカー、ショップなど、ゲレンデを楽しむためのあらゆるサービスが集約されています。

レンタルショップ「サロモンステーション」もこの「長坂センターハウス」にあります。ここでは〈サロモン〉のスキー、スノーボードの最新モデルやウェアなどがレンタル可能。つまり、手ぶらで来てもスキーやスノーボードを楽しめてしまうというわけです。


リニューアルした「サロモンステーション」では最先端のオンラインチェックインシステムが導入されています。事前にスマホで予約しておけば、レンタル品をスムーズに受け取ることが可能。これが驚くほど便利で楽チン。スマホで事前決済もOKなので、現地での支払いの手間もなし。いい時代になったものです。


着替えを済ませ、「サロモンステーション」でギア一式をレンタルしたら、いざゲレンデへ向かいましょう。
最先端のゴンドラリフトで360°の絶景を堪能!
ゲレンデの麓から中腹への移動は「新長坂ゴンドラリフト」を利用。標高627メートルの長坂駅から標高1,417メートルのやまびこ駅まで全長3,129メートルをひとっ飛びです。




この新長坂ゴンドラリフト、今シーズンから運行が始まったばかり。キレイでピカピカです。

ゴンドラリフトに搭乗してまずビックリしたのが、四方が全面ガラス張りなこと! 標高を上げるにつれて360°広がる絶景に3人のテンションは高まるばかり。


そしてこのゴンドラリフト、驚くほど静かでスムーズ。揺れをほとんど感じることなくグングンと標高を上げていきます。

あまりの眺望の美しさに息を呑む3人。ちなみにこの新長坂ゴンドラリフトには世界最新鋭の自動換気システムが搭載されていて、短時間での空気の入れ替えを実現しているそうです。


長坂駅を出発して約8分でやまびこ駅に到着。乗り心地が快適なうえ、以前のゴンドラリフトよりもスピードがアップしていて、搭乗時間は約半分に縮まっているとか。この新長坂ゴンドラに乗るだけでも、野沢温泉スキー場に来る価値があるかも。そう思えるほど素晴らしい体験でした。