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黄田駿
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脇山修平
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須藤結理
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竹田崇真
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柴山英樹

さようなら、全てのクロレキシ。
目が覚めて再生、寝落ちするまで再生。例に紛れず青春時代にエヴァの呪縛に囚われた一人です。そんなエヴァのラストは、なんだか感慨深くてジーンときた。これで終わりかという侘しさと、やっと終われたという開放感。なにはともあれ、おめでとう。





AUBETT
オーベットのセットアップ

シアサッカー・アップデート。
「シアサッカーの生地が一番好き」なんて言ってるひとを見たことがない。どちらかと言えば、おじさんが着ている印象で、それくらい日陰的な存在。そんな風に思っていたけど、〈オーベット〉の展示会に行ってみるとこれまでの固定概念がくるっとひっくり返されてしまいました。平織りにポリウレタンをランダムに打ち込んだ生地をベースに、熱によって縮絨を加えることでシボ感を表現。シアサッカーみたいな凹凸感はあるけど、厳密に言えば制作過程も組織も違うそう。それどころか肌当たりのいいシャリ感やさり気ない表情は、これまでのシアサッカーを悠に超えています。コンパクトなトップスとワイドなパンツ。このコンビネーションたるやもう黄金比以外の何者でもないです。
ジャケット¥49,500 in TAX、パンツ¥35,200 in TAX
オーベット
Instagram:@aubett_jp

SteamOne
スチームワンの衣類スチーマー

ジョーキを逸してる!
「習慣化させるなら、かっこいいモノを持つこと」。これは『アンプラグド vol.12』のインタビューでハイロックさんが教えてくれたことです。まさに目から鱗。シャツは洗いざらしくらいの感じが好きですが、あまりにしわくちゃだと見すぼらしくなるのも事実。というわけでこれ。近未来のレーザー銃みたいなフォルムから発せられるのは可視光線ではなく、すさまじい量のスチーム。ふわっとした蒸気に包まれるから、生地もするんとなめらかに表面に変わります。それに専用タンクをペットボトルに付け替えることができるので、旅行先でも役立ちそうなのです。おフランス育ちのイカしたこいつで習慣化をものにしたい。
¥15,180 in TAX
DMMサポートセンター
03-6670-3911
makesupport@mail.dmm.com

HI-TEC®
ハイテックのスニーカー

オールドスクールでハイテックな靴。
フェードしたような色の組み合わせやスマートなフォルム。とにもかくにも、どこからともなく香るオールドアウトドアな風体にやられました。シューズボックスに並ぶのは、黒、ネイビー、グレーばかりなんですが、それでも履きたいと思わせる魔力。それはきっとクラシックなスニーカーをベースにしているからにほかならないでしょう。これは80年代後半から90年代初頭にかけてクロスカントリー用のトレーニングシューズとして開発されたそう。それゆえに機能性の高さは申し分なし。ビブラムのチョッパーソールを組み合わせることで、いまっぽさも取り入れられています。
各¥25,300 in TAX
ハイテック
www.hitec-footwear.com

beautiful people
ビューティフルピープルのビーズクッション

愛しのぽっちゃり。
北欧家具が色彩豊かなのは、一面の銀世界に囲まれ、家の中で過ごすことが多いからだそうです。ここ最近、すごもりする時間が随分増えたけど、それでも日本の街(とくに渋谷)は情報量が多くて、歩いてるだけでも疲弊します。北欧とは正反対の日本社会には、こんなクッションが合うのではないかと。透けて見えるカバーのなかには、日本のクッションメーカー「ハナロロ」と共同開発したカラフルなビーズがぎっしりと詰められています。疲れ果てた心も身体も、ときにはダメダメなメンタルすらも優しく受け止めてくれる。〈ビューティフルピープル〉がつくってくれたのは、そんな愛すべきぽっちゃり系です。
¥29,700 in TAX
ビューティフルピープル
オンラインサイト
store.beautiful-people.jp/#newarrivals

春は眠たい。
「春眠暁を覚えず」という言葉通り、春の朝はなかなか起きれません。季節的な自律神経の乱れだとかがあるらしいのですが、花粉の薬のせいもありそう。そうそう、先日花粉対策に教えてもらった鼻マスクが思ったよりもいい感じです。花粉症の方は一度お試しを。





master-piece
マスターピースのコート

都市とカバンとコートの関係。
都内、特に23区内で生活していると、電車や自転車で移動することが多くなります。そんな生活で一番厄介なのは雨。駅までの移動で濡れたり、自転車で移動できなかったりで、すごく不便。傘をさせばある程度防げますが、それでもいたるところが濡れますし。それもあり常に雨具的な上着をチェックしているんですが、〈マスターピース〉の展示会で見かけたこのコート、いいな〜と思いました。もともと機能性に優れたバッグづくりが得意だと思うのですが、“すべてのバッグユーザーに機能美を”というテーマで、今季からウェアもつくっています。このコートはバックパックを背負った上から着ることができ、生地にはオリジナルの4レイヤー生地を使用することで防水仕様に。さらにボディバッグへも脇からアクセスできるようになっていたりと、雨をシャットアウトしながら移動するのにぴったりです。しかも、見た目はミニマルで都会的。通勤から遊びまで、この1着があれば行動範囲も好奇心も広がりそうです。
¥59,400 in TAX
エムエスピーシー
06-6265-2677
master-piece.co.jp

BAO BAO ISSEY MIYAKE
バオ バオ イッセイ ミヤケのチャーム

小さいのがいい。
なくても困らないけど、あると嬉しいモノが好きです。特に小さいモノ。どこか遠方に遊びに行ったら、ついキーホルダーとか買っちゃう派です。そして、すぐに失くします。悔しくなって、同じモノを友人に買って来てもらったこともあります。そして、また失くしました。それでもまた欲しくなるのはなぜなんでしょうか…。4月にWEB限定で発売される〈バオ バオ イッセイ ミヤケ〉のキューブ型チャームも、そんな逸品です。中がパカッと開いて、鍵を取り付けられるキーホルダーでもあるんですが、このコロンとした小ささと形状…見た瞬間に一目惚れでした。さわり心地は特有のムニっと感があり、ずっと手で握っていたくなります。〈バオ バオ イッセイ ミヤケ〉特有の三角ピースの動きが最高です。カラーはこの4色の他にグレーもあり、全5色の展開。ひとつ買ったら他の色も揃えたくなる中毒性があると思います。さらにいろんなカラーが登場することを期待しちゃいます!
各¥22,000 in TAX
イッセイ ミヤケ
03-5454-1705
baobaoisseymiyake.com

Sniite
スニートのコーヒー豆

コーヒーと音楽。
朝起きたら、とりあえず最初にコーヒーを淹れて飲みます。ペーパードリップで淹れるんですが、豆は割と適当。でも、たまにいい豆で淹れるとやっぱり全然違うなって思います。このコーヒー豆は、先日〈テクニクス〉の取材でお邪魔した「スニート」さんのものです。以前は苦味のあるどっしり重ためが好きだったんですが、年を取るごとにさっぱりめのよさも分かるようになってきて、数種類ある中から浅煎りのエチオピアをチョイスしました。自家焙煎されているという豆は欠点豆もなく、フルーティかつ軽やかな口当たりでとても美味しかったです。コーヒー豆が届くまでの軌跡をモチーフに、あえて破れているようなパッケージデザインとか、色で豆の種類を表している丸シールとか、ターンテーブルとか、何から何までクールなお店だなと。そういえば、取材直前にたまたまイラストレーターのdが現れたりして、それも面白かったなぁ。お店で飲むなら、オーツミルクラテやカフェラテもおすすめです。
¥2,000 in TAX
スニート
sniite.cargo.site
Instagram:@sniite_

Nahalat
ナハラットのスエット

謎って楽しい。
とある撮影準備でばたついていたある日、編集部の近くにある「ザ ロビー トウキョウ」というカフェに立ち寄りました。用が済んだし、コーヒーでも飲んで帰ろうと立ち話をしていたら、カウンターにある服が目についたんです。まったく見たことのないブランドで、そもそもブランド名も読めない。気になって聞いたところ、〈ナハラット〉というブランドとのことでした。で、値段が安かったこともあり、その場のノリで購入してみたのがこのスエットです。着てみるとチープな素材感なのになぜだか安心感があるし、裏起毛で暖かいし、人とも被らないしで、まったく買う予定がなかった割に毎日のようにヘビロテしています。偶然って面白い。デザインは表面が無地、裏面はクレジットカードみたいなグラフィックで、どこか懐かしい感じです。謎が多いブランドですが、それもまた楽しくて。通販もやっているみたいなので、気になった方はそちらもチェックを。
¥5,500 in TAX
ナハラット
nahalat.base.shop
Instagram:@nahalattt

貧乏パスタ
を最近知った。悪魔トーストとか人をダメにするソファ的な、首を傾げたくなるネーミングセンスかと思いきや、パン粉、オリーブオイル、アンチョビ、ニンニクを炒めてパスタにかける…財布も発想も貧乏なことを見事に言い当てていて、参った!





KIIT
キートのウォッシャブル ナイロン キャンバス オーバーオール

道産子娘、東京を知る。
オーバーオールスタイルの牧場感を拭う方法。あらゆる媒体で定期的に俎上にあがるのは、答えのない難題だからなのか、それとも無限に選択肢があるからなのか。私に関しては私服通学だった高校のときから頭を抱えているわけですが、〈キート〉のそれに出会った2021年はもう心配無用。爽やかな春に拍車をかけるようなシャリ感、ほんの気持ち程度の光沢、洗いざらしのナチュラルなシワ…とボディひとつとっても枚挙にいとまがありません。さらにそのボディを縦横無尽に駆け抜ける太番手のステッチは、都会のステージへと連れて行ってくれるかのごとく品性があります。某ジーンズブランドのそれに何を合わせても、道産子娘だったあの頃の私に伝えたい。ことオーバーオールおいて大事なのは、何を合わせるかではなくて、本体をどうするかなんだ。そういえば〈キート〉は東京のブランドですね。
¥36,300 in TAX

DEVELOPMENTBY
NOROLL
デヴェロップメントバイノーロールのホンク キャップ

アーシーでスパイシーで、ヘルシー。
まず、これを見てほしい。左右に垂れ下がった朗らかな目尻、笑うとふっくらする唇。モデルのおじちゃんが醸す絶対的平和感については、改めて語る場を設けたいほど尊い。〈デヴェロップメントバイノーロール〉の21SSルックは、アーシーでスパイシーで、シーシーと言葉をつづけたくなるほど穏やかになってしまいます。余談は置いておいて、おじちゃんが被っているこのキャップにグッときました。ハンティングキャップをベースに、夏らしく日差しを遮るラフィア素材のツバと、お茶目な横顔が特徴。どこかで見たことがあるはずなのに、記憶を辿っても絶対にない、そんな斬新さも感じられるキャップなんです。これからくるであろう東京の猛暑は、想像するだけで立ちくらみがしそうですが、あのおじちゃんとこのキャップを味方につければ、ヘルシーな夏にできそうです。
¥8,470 in TAX
デヴェロップメントバイノーロール
developmentbynoroll.com

Kota Gushiken
コウタ グシケンのニットワシトレンチコート

揺れて跳ねる、夏。
大ぶりな襟元から足先にかけて流れるAライン、パリッとした誠実なボディ。トレンチコートは、幾多のブランドがこぞって作りたくなる魅力がありつつ、もう行くところまで行っているのでは? という気がするのも正直なところ。普段ラフな服装が多い当方はなおさらで、入学式や就活などの場面でしか着たことがなく、街着としては半ば諦めていました。が、〈コウタ グシケン〉からそれをさわやかに覆す一着が出ました。和紙素材で作ったニットのそれです、しかもSSで。 歩けばシャシャッと涼感のある音が鳴り、風を孕めば重力を超越できそうなほど軽やかな気分になります。今回のコレクションのアイデアソースとなったのは、デザイナーの具志堅さんが自粛中に生活を共にし、自らに安寧をもたらしてくれた花や植物。そして服も着るひとの邪魔をせず心地よいものにしたい、という考えからたくさんの服が生まれました。「ニットの可能性をどんどんおし拡げるブランド」と以前紹介しましたが、それにとどまらず、今回はトレンチコートまでも新たなフェーズへと押し上げました。
各¥98,450 in TAX
コウタ グシケン
www.kotagushiken.com

Hender Scheme
エンダースキーマのチーク

伊達なつっかけ。
遅刻ぐせがあるからか、歩くのがとても早い。ひとが前にいると追い抜かさずにいられないという、変な意地もある。その弊害はサンダル選びにも出てきていて、これまでフラットシューズ的なものや幾多のつっかけに挑戦してきましたが、脱げては履き、脱げては履きのくりかえしでついに買わなくなりました。そんな”おしゃれは我慢”なんてどこ吹く風なわたしでしたが、これを履くためなら歩き方を改善したいと思った一足があります。〈エンダースキーマ〉がつくった「チーク」。サンダルをドレスシューズの視点から捉えなおした一足は、オイルとワックスがたっぷり入った粗めのキップレザーを採用していて、見事な艶と重厚感。ほんのり香る色気は、さりげなく配されたステッチのおかげでしょう。やっぱり足元はエンダースキーマに限る!
¥40,700+TAX
エンダースキーマ
henderscheme.com

椅子が欲しい。
とある撮影で使用したスタジオに、有名どころの椅子がたくさん置いてありました。いままで家具には興味がなかったくちなんですが、それを見て座って急に欲しくなって。ただ、そんな椅子に見合う部屋に住んでいないのが辛い。このジレンマ、どうすればいいのやら。





MARKAWARE
マーカウェアのパンツ

全部がちょうどいい。
いまや裾を引きずるぐらいのオーバーなパンツを街中でよく見かけますが、ひと昔前だと、ぴたぴたのスキニーが主流でした。パンツのシルエットの変遷は忙しないわけです。ちなみにいまのぼくの気分は、その間をとった中庸的なやつ。細すぎもせず太すぎもせず、履き方次第で綺麗目にも、ストリートにも落とし込めるやつ。そういう意味で〈マーカウェア〉のトラウザーズは文句のつけどころがありませんでした。裾に向かってストンと落ちるシルエットに、トロンと落ち感のある素材、 イージー仕様のウエスト、すべてがすべてちょうどいいんです。最近はなぜだか昭和の刑事みたいな格好に憧れているので、これに白シャツをインしたい気分。
¥33,000 in TAX
マーカウェア
parkingmag.jp

ENGINEERED GARMENTS
エンジニアド ガーメンツのベスト

ベストに初挑戦。
これまでマトモにベストというものを着たことがありません。理由は単純で、似合わないから。 ヒョロっとした体型だからですかね。それにぼく自身があんまりチャレンジングな服を選ばないというのも理由のひとつ。だけど似合わないというマイナスポイントがあった上で、なお着てみたいと思ったのが〈エンジニアド ガーメンツ〉のこちら。まずポケットがたくさんついた服に目が無い自分としては、このワークやミリタリーの雰囲気を醸し出すデザインはドンズバ。それにボディを彩るネイビーの色調も、落ち着きがあって絶妙なんです。ゆとりのあるサイズ感で、かつ薄い素材が使われているので、インナーを着てもごわつくこともないですし、ほんのちょっとの体温調節にうってつけ。春の相棒はこれできまり、かも。
¥35,200 in TAX
エンジニアド ガーメンツ
nepenthes-onlinestore.com

YOKE
ヨークのジャケット

トラッドに遊び心を。
最近はテーラードジャケットにシャツ、スラックスみたいに、いわゆるキチンとした格好がしたい 気分。ただ日常でジャケットを着るとなると、フォーマル過ぎるものは厳しいものがあります。と いうことでいろいろ探していたんですが、〈ヨーク〉のものが現実的にちょうどいい着地点でし た。一見綺麗なノーカラージャケットなんですが、実はチャックでラペルを着脱できるというギ ミック付き。ラペルありももちろんいいんですが、凛としたノーカラーが好み。これなら仕事に だって着ていけます。決して珍しくはないギミックですが、それをトラディショナルなジャケット でやってしまうところに心掴まれました。
¥68,200 in TAX
エンケル
03-6812-9897

LASTFRAME
ラストフレームのバッグ

海を越える和の精神。
ずっとアガりのバッグというものを探していますが、なかなか出合えていません。個人的にはバックパックの形がいいんですが、状況によってはカジュアルすぎるし、かといって革のカバンを持とうものなら気合が入り過ぎていて日常には馴染まない。こんな具合で、ぼくのバッグ探しの旅は難航を極めています。ただ時々、スマホの画面をスクロールする指を止めてくれるアイテムに遭遇します。〈ラストフレーム〉のバッグもそうでした。デザイナー奥出貴ノ洋さんが手がけるブラン ドなんですが、“世界最高レベルの日本の伝統技術を未来に継承する”がコンセプト。例えば今回紹介するこちらは、日本国内に数台しかない特殊な編み機を使用し、編み地の凸と凹の部分で異なる色を配置。そんな独特なリブ編みは柔軟で、クネクネ自由自在に動く中でいく通りもの表情を見せてくれます。持ち手もどこか結んだ帯のような形。そんな滲み出る和の意匠に、日本人であるぼくは不思議と吸い寄せられたんだと思います。
¥26,400 in TAX
ラストフレーム
lastframe.jp

まったくスイートじゃないけど。
気になってる方も少なくないことでしょう、NETFLIXで配信中のスリラードラマ『スイートホーム』。試しに一話を鑑賞したのが土曜の夕方。日曜の昼間にはフィナーレを迎えてましたね。一話あたり3億円の制作費がかけられただけあり、ゾンビ系特有の安っぽさが微塵も感じられませんでした。次何観るかで悩んでる方、是非。





PUMA × Maison Kitsuné
プーマ × メゾン キツネのアノラック

虎の威を借らない狐
スポーツメーカーのコラボと聞けば、ロゴを全面に押し出したキャッチーなデザインが浮かぶかと思います。ぼくもそうだったのですが、〈プーマ〉と〈メゾン キツネ〉のタッグはそんなイメージをアップデートしてくれました。彼らがつくりあげたアノラックは、〈メゾン キツネ〉のロゴを同色で配置させたシンプルな顔つき。それぞれが得意とする、クラシックなスポーツスタイルとエスプリの効いたフレンチテイストを掛け合わせたデザインになっていて、大人の装いにもピッタリとハマります。ドローコードによって調節できるシルエットは、リラックス感がありモダンな印象。分厚いスエットの上からでも羽織れるので、いまの時期なら即戦力になってくれます。虎の威を借る狐ということわざがありますが、こっちの狐はなんの傲慢さもない上品な佇まいです。
各¥29,700 in TAX
プーマお客様サービス
0120-125-150

F/CE.
エフシーイーのジャケット

機能と少しの個性がいまの気分。
社会人になってからというもの、めっきりエッジの効いた洋服を買わなくなりました。時代の流れもあるのか、いまはデザインよりも機能にベクトルが向いています。ただ、シンプルなもので固めすぎるのもつまらない。快適に着られて、それでいてほのかに個性が漂う服が最近の好みです。言葉で表すと難しいかもしれませんが、洋服で例えるなら〈エフシーイー〉のジャケットがしっくりきます。縦糸にソロテックスを採用しているため、シワになりづらく軽やかな着心地。フィッシングモチーフのポケットは、収納力に優れるだけでなく、アクセントにもなっています。留め具にはボタンではなくフックパーツを使用している点もユニーク。これぞまさに機能美です。
¥41,800 in TAX
ルート
root-store.com

FUTUR
フューチャーのカットソー

Tシャツはタフでないと!
Tシャツ選びにおいて、ぼくが最も重要視しているのがネックの詰まり。年柄年中出番のあるアイテムなので、すぐヨレるのはもってのほか。ガシガシに着てもへこたれない、強靭な耐久性はマスト事項です。散々試した挙句、辿り着いたのが〈フューチャー〉でした。2年前に購入した彼らのTシャツは、いくら洗濯を繰り返してもビクともせず、毛羽立ちだっていまだに起きていません。今季買い足したのは胸元のデザインが印象的な一枚。大胆なグラフィックを上品に見せるのは彼らのお家芸。多少値は張るように思えるかもしれませんが、何シーズンも活躍してくれると思えばこれくらい安いものです。今年はコイツにお世話になります。
¥14,850 in TAX
i think so dist
info@ithinksodist.com

FRENAVA natural&organic
フレナバ ナチュラル アンド オーガニックのコスメ

酒粕は塗る時代。
いくら薬を飲んだって、止まらないものは止まらないんです。この一文だけでピンときた方はきっとぼくと同じ悩みを抱えているはず。そう、花粉症のことです。毎年この時期になると猛烈に鼻をかむので、決まって鼻周りが荒れてしまいます。そうなってくると、見直すべきはスキンケア。外から保湿して肌を落ち着かせようってわけです。最近愛用しているのは〈フレナバ ナチュラル アンド オーガニック〉のスキンケアセット。1625年から続く老舗酒蔵「福光屋」と「コスメキッチン」が手掛けるブランドで、酒粕の美容成分から着想を得たコスメを展開しています。クレンジングは肌に負担をかけることなく汚れをしっかりと除去。ほかの3つもライン使いすることで、潤いと若々しさをもたらしてくれます。これと鼻セレブさえあれば、今年の春は怖いものなしです。
左から、クレンジングクリーム ¥4,180 in TAX、バランシングローション ¥4,840 in TAX、バランシングセラム ¥5,940 in TAX、エモリエントオイル ¥6,600 in TAX
コスメキッチン
www.cosmekitchen-webstore.jp